ベイビー・ドッズ (ドラムス)

Baby Dodds (Drums)

Baby Dodds

本名:ウォーレン・ドッズ(Warren Dodds)
1896年(1898年という記載もある)12月24日ルイジアナ州ニュー・オリンズ生まれ。
1959年2月14日シカゴにて死去。

ニューオリンズが生んだ、ジャズ初期の偉大なるドラマー。クラリネット奏者ジョニー・ドッズの弟。
早くからパパ・セレスチャンやキング・オリヴァー等と演奏し、19年リヴァ―・ボートのフェイト・マラブルの
バンドでルイ・アームストロングと働いた。
21年サンフランシスコでキング・オリヴァーのバンドに加わりシカゴに移った。リル・アームストロング、
ウィリー・ハイタワーらを経て兄ジョニーのバンドに入り、40年の死まで行動を共にした。
44年ニュー・オリンズでバンク・ジョンソンと吹込みを行い、メズ・メズロウとフランスへも楽旅を行った。
その後ボブ・ウィルバー、リー・コリンズ等とディキシー・バンドを作っていた。ニュー・オリンズ・スタイル
最高のドラマーと言われ、多くの人に影響を与え、ルイ・アームストロングのホット・ファイヴを始めたくさんの録音がある。
激しく重厚なスイング感を持ち、史上初のブレイクを演じたことでも有名。

レコード・CD

”King Oliver's creole jazz band/The complete set”(RTR 79007)
「ルイ・アームストロング傑作集」(Odeon OR-8002)
「黄金時代のルイ・アームストロング」(東芝EMI TOCJ-5221〜28)
「ジョニー・ドッズ/シカゴ・メス・アラウンド」(Milestone MJ-7137)
”Johnny Dodds/Vintage series”(RCA LPV-558)
「ジャズ・クラシックス/ジェリー・ロール・モートン」(RCA RA-9〜12)