1915年11月19日オハイオ州デイトン生まれ。
1967年5月31日ニューヨークで死去。
デューク・エリントンの片腕としてビリー・ストレイホーンの存在はなくてはならぬものだったといわれる。
ストレイホーンがエリントン楽団のアレンジャーの座に就いたのは３９年のことだった。以来その生涯をエリントンとともに過ごした。
彼の創作活動の頂点は４０年から４２年にかけてであり、この楽団のテーマ・ソングである「A列車で行こう」や「チェルシー・ブリッジ」を
初め「アフターオール」、「ディドリーム」、「レインチェック」、「ジョニー・カム・レイトリー」などの名作をこの期に残している。
また「香水組曲」や多くのコンサートでの仕事をエリントンと共同で行っており、５０年代に入ってからも「サッチ・スィート・サンダー」や
「ドラム・イズ・ア・ウォーマン」といった大作を発表している。
彼は若くしてこの世を去ったが、エリントンは「ビリー・ストレイホーンに捧ぐ」というアルバムで彼の名作を再演している。
「The Duke」History 204148-302,3
”Johnny Hodges／Hodge Podge”（EPIC EICP-599
“The Duke box”Storyville records 108 8600 made in Germany