ボイド・アトキンス (クラリネット、ソプラノ&アルト・サックス) 

Boyd Atkins (Clarinet , Soprano sax & Alto sax)

ボイド・アトキンス

1900年ケンタッキー州パデューカ生まれ。
1965年3月1日イリノイ州クック郡にて死去。

『ジャズ人名辞典』未収録。
1910年代後半にミシシッピ川のショウボートでフェイト・マーブルのバンドでプレイを始めた。
1920年代初頭は、ミズーリ州セントルイスでデューイ・ジャクソンのバンド加わっていた。
その後シカゴに移動し、キッド・オリーを含む彼自身のバンドを率いた。
彼はまたアール・ハインズと共にキャロル・ディッカーソンのバンドでも働いた。
1927年、シカゴのサンセットカフェでルイ・アームストロングのバンドに加わり、
ソプラノやアルト・サックスと共にクラリネットを演奏した。
ルイの最も有名な曲の一つ「ヒービー・ジービーズ」はアトキンスの作。
1920年代の後半、彼は再び彼自身のバンド、「ザ・ファイヤークラッカーズ」を率いた。
1931年から1934年までイーライ・ライス(Eli Rice)と共演し、10年の中ごろにミネアポリスで再び自己のバンドを率いた。
1940年、彼はイリノイ州ピオリアで「ザ・ソーシャル・スイングスターズ」のフロント・ラインでプレイした。
1951年までにシカゴに戻り、1950年代にはアレンジャーとしてより多くの仕事を行い、エルモア・ジェームズや
マジック・サムなどのブルース・ミュージシャンとより頻繁に共演した。
ルイ・アームストロングの1927年のホット・セヴンの録音に名前が見える。

レコード・CD

「ルイ・アームストロング傑作集」(Odeon OR-8002)
「黄金時代のルイ・アームストロング」(東芝EMI TOCJ-5221〜28)