アーヴィング・カウフマン (ヴォーカル) 

Irving Kaufman (Vocal)

アーヴィング・カウフマン

本名:イシドレ・カウフマン(Isidore Kaufman)
1890年2月8日ニュー・ヨーク州シラキュース生まれ
1976年1月3日カリフォルニア州インディオにて死去

『ジャズ人名辞典』未収録
ロシア系のユダヤ人移民の息子。
1913〜19年まで人気コメディと音楽グループ、エイボン・コメディ・フォーの一員だった。
1914年にレコーディングを開始し、ビクター、コロンビア、ヴォカリオン、ジェネット、エジソン、ハーモニーなどのレーベルに吹込みを行った。
ビクターに録音するときは本名で録音したが、他のレーベルでは「トム・フラウリー」(Tom Frawley)、「ノエル・テイラー」(Noel Taylor)など
ユダヤ人らしくない別名を使った。
ヴォードヴィル・スタイルの歌手であり、ジャズ歌手ではなかったが、ビックス・バイダーベックやフランク・トランバウアー、ドーシー・ブラザーズ、
レッド・ニコルズ、ミフ・モール、エディ・ラングなど、1920年代のジャズの第一人者とレコーディングを行い、1920年代に最も多作な歌手の一人と言われた。
1949年心臓発作の後に引退し、1974年にリヴァイヴァル録音をした以外音楽活動を中止していた。
フランク・トランバウアーの1928年の録音に名前が見える。

レコード・CD

”Bix and Tram 1928”(Swaggie S 1269)