メイ・アリックス (ヴォーカル)

May Alix (Vocal)

メイ・アリックス

本名:ライザ・メィ・”メイ”・アリックス Liza Mae “May” Alix
1902年8月31日イリノイ州シカゴ生まれ。
1983年11月1日死去。

彼女はルイ・アームストロングとホット・ファイヴの1926年の歴史に残る名演“Big butter egg man”と“Sunset cafe stomp”に加わってユニークなヴォーカルを聴かせ、
このうち“Big butter egg man”は名演であるとともにルイの初チャート・イン・ヒットとなったことでその名を残すこととなった。
初めはジミー・ヌーンのバンドに加わってキャリアをスタートさせた。1929〜30年にかけてヴォカリオンにジミー・ヌーンとコラボレイトしたレコードを吹き込んでいる。
30年代から40年初頭にかけては主にニューヨークで活躍していた。
ややこしいことには、ブルース・シンガーのアルバータ・ハンターが彼女の許可を得て“メイ・アリックス”の名前で吹き込んでいることである。
アリックスとハンターは友人で、ハンターはアリックスのキャリアを途切れさせないように考えてのことだったという。

レコード・CD

「黄金時代のルイ・アームストロング」(東芝EMI TOCJ-5221〜28)
”The recordings of Jimmie Noone”(JSP 926B)