マレイ・ケルナー(ヴァイオリン) 

Murray Kellner (Violin)

写真見当たらず

1900年4月29日ニュー・ヨーク、ブルックリン生まれ。
1991年11月20日カリフォルニア州ロスアンゼルスにて死去。

『ジャズ人名辞典』未収録。
ロシア系ユダヤ人移民の息子で、当時最も人気のあった歌手、バーノン・ダルハートの伴奏者として、1925年から1928年の間に500以上のレコーディングに参加した。
他にも、ビリー・マレー、フランク・ルーサー、ケイト・スミスらとビクター・レコードを中心に活躍した。
また1920年代から1930年代にかけては、セッション・ミュージシャンとして、ダンス音楽やジャズの方面でも多くの録音に参加した。
1930年代半ば、人気のNBCラジオ番組「レッツ・ダンス」にもオーケストラを率いて出演した。
第二次世界大戦後にハリウッドに移り住み、フランク・シナトラ、エラ・フィッツジェラルド、ビング・クロスビー、ジュディ・ガーランド、
ナット・キング・コール、ドリス・デイなどのスターともレコーディングを行った。
1928年レッド・ニコルスのファイヴ・ぺニーズの録音に名前がみえる。

レコード・CD

“Red Nchols and his five pennies”(Ace of Hearts AH-63)