レイ・ナンス (トランペット、ヴァイオリン&ヴォーカル)

Ray Nance (Trumpet,Violin & Vocal)

レイ・ナンス

フルネーム:レイ・ウィリス・ナンス Ray Willis Nance
1913年12月10日イリノイ州シカゴ生まれ。
1976年1月28日ニューヨークにて死去。

ハイ・スクールに至るまでに多くの楽器を学んだ彼は、カレッジ・バンドで演奏したり、ラジオ番組に出演したりしていた。
トランペットを吹き、ヴァイオリンを弾き、歌も歌う彼のニックネームは「フロアショウ(floorshow)」だったという。
32年自己のバンドを率いてシカゴのナイト・クラブに出演、37年2月から38年12月まではアール・ハインズ楽団、
39年〜40年3月まではホレス・ヘンダーソン楽団に在籍した。
そして40年11月からデューク・エリントンの楽団に参加、63年までのほとんどをそこで過ごした。
その間一時40年代の半ばに自己のスモール・コンボを率いて活躍したこともあった。
63年に再度自己のスモール・バンドを率い、66年には一人で渡欧し、67年にはスイスのバンドでもプレイした。
66年からはもっぱらクラリネットのソル・ヤッジドとコンビを組んで活動した。

レコード・CD

「ザ・デューク・1940」(Philips 15PJ-1〜2)
"The Duke box"(Storyville records 108 8600)
"Duke Ellington 1943-1946"(Philips 15PJ-6)