リチャード・M・ジョーンズ (ピアニスト、作曲家、バンドリーダー、レコード・プロデューサー)

Richard M Jones(Piano , compose , bandleader & record producer)

リチャード・M・ジョーンズ

フルネーム:リチャード・マリグニー・ジョーンズ Richard Marigny Jones
しかししばしばRichard Mariney Jonesと記載されることがある。
1892年6月13日生まれ。
1945年12月8日死去。

ルイジアナ州ニューオリンズで育った。若いころはアルト・サックスをブラスバンド吹いていたが、後にピアノに転向した。
1908年までニューオリンズの赤線地帯である「ストーリーヴィル」で演奏していたが、小さなバンドを率いたこともあった。
その時のメンバーにはキング・オリヴァーもいたという。
1918年シカゴに移り、出版社やクラレンス・ウィリアムスのマネージャーとして働いた。
レコーディングを始めたのは1923年のことで、ソロ・ピアニストとして或いは歌手の伴奏や彼自身のバンド“The jazz wizards”や
“The Chicago cosmopolitans”によるものであった。
20年代はジネット、オーケー、ヴィクターやパラマウントなどに吹き込みを行った。
また、オーケー・レコードでは黒人向けのレコードのシカゴでの音楽監督としても活躍した。
ルイ・アームストロングのホット・ファイヴやホット・セヴンのプロデューサーとして重要な役割を果たした。
30年代はデッカのマネージャーを務め、後にマーキュリー・レコードのためにも働いた。

レコード・CD

「黄金時代のルイ・アームストロング」(東芝EMI TOCJ-5221〜28)
"The recordinngs of Jimmie Noone 1934−1943"(JSP Records 2006)"
"King Oliver/Sugar foot stomp"(Decca GRD-616)
"King Oliver's Dixie Syncopators 1926-1928"(MCA-1309)