サー・チャールス・トンプソン (ピアノ) 

Sir Charles Thompson  (Piano)

サー・チャールス・トンプソン

フルネーム:チャールズ・フィリップ・トンプソン Charles Phillip Thompson
1918年3月21日オハイオ州スプリングフィールド生まれ。
2016年6月16日日本・東京にて死去。

15歳のとき中西部に出て数々のバンドで働いた後、40年にライオネル・ハンプトンの楽団に参加した。
42年レスター・ヤングのコンボに入り、その後もニューヨークの52丁目の様々なコンボでプレイすると共に、
カウント・ベイシー、ジミー・ドーシー、ライオネル・ハンプトン、フレッチャー・ヘンダーソンなどのバンドにアレンジを提供した。
40年代半ばは、コールマン・ホーキンスやラッキー・ミリンダ―楽団で働き、その後はイリノイ・ジャケーとチームを組み、
吹き込んだ自作曲「ロビンズ・ネスト」が大ヒットした。
この間にバッパーたちとも共演しバップの影響も受けながら、ベイシー風のプレイをするため多くの中間派セッションに起用された。
60年代はニューヨークのクラブでプレイする傍ら、バック・クレイトンらと時折共演していた。
婦人の「マキコ」さんと共に2002年以来に日本に在住していたという。

レコード・CD

「ライオネル・ハンプトン/オール・スター・セッション」(RCA RA-90〜95)
"Coleman Hawkins/Hollywood stampede"(Capitol Jazz classics vol.5)
「ブラザー・ジョン・セラーズ/シングス・ブルース&フォーク・ソングス」(Vanguard VRS8005)