スメタナ・カルテット「ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲 アメリカ

Smetana Qurtet“Dvorak/American”

「スメタナ・カルテット「ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲 アメリカ」CD・ジャケット

<Date & Place> … 1987or1988年 プラハ

<Personnel> … スメタナ・カルテット (Smetana Quartet)

Violinイルジー・ノヴァークJiri Novakリュボミール・コステツキーLubomir Kostecky
Violaミラン・シュカンパMilan Skampa
Violincelloアントニーン・コホートAntonin Kohout

<Contents> … スメタナ・カルテット「ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲 アメリカ、弦楽六重奏曲(CD…DENON COCO-70436)

第1楽章アレグロ・マ・ノン・トロッポ 第2楽章レント 第3楽章モルト・ヴィヴァーチェ 第4楽章ヴィヴァーチェ・マ・ノン・トロッポ

現代の英語表記が”American”ならば、邦題は「アメリカ」ではなく「アメリカ人」が正しいのではないかと思うのは僕だけでしょうか?
ともかくこの曲は、ドヴォルザークがアメリカについて最初に作った曲、交響曲「新世界より」に次いで作った曲で、西洋に訪れていたアイオワ州のスピルヴィルで作曲されたということです。
第1楽章
快活で覚えやすいメロディーで、何となく映画の主題歌か挿入歌のような雰囲気が漂っていると感じます。
第2楽章
感傷的なというか悲痛な感じがします。解説によれば強い望郷の念を表現しているのではないかとのことです。
第3楽章
民族音楽的な調べを持った曲です。前章とは打って変わって快活なナンバーで4分弱と短い楽章と言えるでしょう。
第4楽章
この章も元気のよい快活な部分とゆったりとした部分とが組み合わされた章で、全体的には民族音楽的な響きが感じられます。

このWebサイトについてのご意見、ご感想は、メールでお送りください。