タブ・スミス (テナー&アルト・サックス) 

Tab Smith (Tenor & Alto sax)

タブ・スミス

本名:タルマッジ・“タブ”・スミス Talmadge “Tab” Smith
1909年1月11日ノースカロライナ州キンストン生まれ。
1971年8月17日ミズーリ州セントルイスにて死去。

13歳の時Cメロディ・サックスをはじめ、29年にプロ入りした。
フェイト・マラブル、デューイ・ジャクソン、エディー・ジョンソンのバンドを経て、36年ラッキー・ミリンダ―、
38〜39年フランキー・ニュートン楽団でテナーを吹き頭角を現した。
40〜42年にかけてカウント・ベイシー楽団に加わったことで広くその名前を知られた。
42〜44年は再びラッキー・ミリンダ―の楽団に復帰した。
その後は自己のコンボを結成し、リズム&ブルースでかなりの成功をおさめた。
スタカットの多いリズミックなプレイを得意とし、たくましく太い音のテナー・マンである。
60年代にセントルイスに移住した。
テディ・ウィルソン、ビリー・ホリディ1939年の録音に名前が見える。

レコード・CD

「ビリー・ホリディ物語 第4集」(SOPH 67〜68)
「コモドア版ビリー・ホリディ全集」(XM-35-MSD)
「Billie Holiday/Live and private recordings in Chronological order」
「カウント・ベイシー/1939−1951」(CBS 77-78)
「ブルース・バイ・ベイシー」(CBS 20AP-1426)
"Harlem Odyssey"(Xanadu 112)