テド・ルイス(クラリネット、バンド・リーダー & エンターティナー)

Ted Lewis (Clarinet , bandleader & entertainer)

テド・ルイス

本名:テオドール・レオポルド・フリードマン Theodore Leopold Friedman
1890年6月6日オハイオ州サークルヴィル生まれ。
1971年8月25日ニュー・ヨークにて死去。

『ジャズ人名辞典』未収録
少年の頃のベニー・グッドマンが憧れたクラリネット奏者、バンド・リーダー兼エンターティナーと言われる。
10代にニューヨークにやってきたニュー・オーリンズのジャズ・ミュージシャンの真似を始めた最初の北部のミュージシャンの一人。
1917年オリジナル・ディキシーランド・ジャス・バンドのサウンドをコピーしたアール・フラーのジャズ・バンドと初めてレコーディングを行った。
20年代初頭、彼はジャズの知識のない多くの人々(つまり、アメリカのほとんど)から、ホット・ジャズの主要なミュージシャンの1人であると考えられ、
ベニー・グッドマン、ジミー・ドーシー、フランク・テッシュメーカーなどに影響を与えた。
テッド・ルイスのバンドは1920年代にポール・ホワイトマンのバンドに次ぐ人気を博した。
1919年から1933年までコロンビア、1934年から1940年代まではデッカに数多くのレコーディングを行いヒット曲を生み出した。
1950年代を通じてもバンドを維持し続け、1960年代までラスベガスやテレビに出演し続けた。
ヴォードヴィルの初期の頃からトップハットのような小道具とユーモアとダンス音楽を組み合わせた彼のパフォーマンスは、
アメリカにおけるエンターテイメントの代表的な形式を作り上げたといわれる。

レコード・CD

“Giants of Jazz/Benny Goodman”(Time-Life)