ヴィック・ディッケンソン (トロンボーン) 

Vic Dickenson (Trombone)

ヴィック・ディッケンソン

フルネーム:ヴィクター・ディッケンソン Victor Dickenson
1906年8月6日オハイオ州ジニアの生まれ。
1984年11月16日ニューヨークにて死去。

16歳のころよりローカル・バンドで働き始めた。
スピード・ウェッブ、ザック・ホワイト、ブランシュ・キャロウェイ、ベニー・モーテンなどの楽団を経て、
1936〜39年はクロウド・ホプキンス楽団に加入し知られるようになった。
1939年ベニー・カーターの楽団に入り、その年から翌年にかけてはカウント・ベイシーの楽団に加わった。
第2次世界大戦中はホット・リップス・ペイジ、シドニー・ベシエ、フランキー・ニュートンなどのコンボを経て、
43年にはエディー・ヘイウッドのバンドに加入した。
1947年カリフォルニアを巡業中に健康を害し、一時休業したが、その後は同地やボストンを中心に活動していた。
60年代に入りセインツ&シナーズというセクステットを率いていた。1964年エディ・コンドンのグループの一員として来日している。
ベニーカーターの1939年の録音に名前が見える。

レコード・CD

「ベニー・カーター1933/39」(Philips 15PJ-4)(M)
「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ10/ザ・ビッグ・バンド・イーラ 第2集」(RA-58)
「ブルーノートSP時代」(TOCJ-5234-38)
「スイング・セッション・ウィズ・エドモンド・ホール」(Victor RANK-5027)
「カウント・ベイシー/1939−1951」(CBS SOPW 77-78)
「レスター・ヤング・メモリアル・アルバム」(Epic ECPW-1〜2)
「ブルース・バイ・ベイシー」(CBS 20AP-1426)
"Hall of fame/Lester Young"(TIM 220149)
Alberta Hunter/Amtrak blues (CBS 25AP 1914)