W.C.ハンディ (作曲、コルネット、バンドリーダー)

W.C.Handy (Compose , Cornet & Bandleader)

W.C.ハンディ

フルネーム:ウィリアム・クリストファー・ハンディ William Christopher Handy
1873年11月16日アラバマ州フローレンス生まれ。
1958年3月28日ニュー・ヨークにて死去。

「ブルースの父」(Father of the blues)と呼ばれる。
父親は牧師で敬虔な家庭に生まれ育った。初めギターを手にしたが、父親にダメを出されオルガンの練習をさせられる。
その後父に内緒でコルネットをプレイするようになり、10代からベスマー・ブラス・バンドのコルネット奏者となり、
93年にはヴォーカル・カルテットを結成してシカゴに進出した。
96年から7年間に渡りマハラ・ミンストレルズに入り各地を巡業した。また自己のバンドも結成し活動した。
彼の功績は各地で耳にした名もない多くのブルースを採譜し、これらを素材として「セント・ルイス・ブルース」を始めとする立派な「作曲されたブルース」を発表し、ブルースを紹介したことにある。ブルースを単なるローカル音楽から世界的な音楽に拡大させていった功労者であった。

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