ウィルソン・アーネスト・マイヤーズ (ベース)

Wilson Ernest Myers (Bass)

写真見当たらず

1906年10月2日ペンシルヴァニア州ジャーマンタウン生まれ。
1992年7月10日フィラデルフィアにて死去。

『ジャズ人名辞典』未収録
南部で仕事を始めたが、クラシック好きだったため“Serious”という仇名が付いたという。
20年代はベッシー・スミスのドラマーを務めていた。
彼はまたギターやバンジョーもプロとして演奏した。
始めてベースをプロとして引いたのは、キング・オリヴァーのバンドでだったという。
30年代ヨーロッパに渡りジャンゴ・ラインハルトやラッキー・ミリンダ―などとプレイした。
アメリカに戻っては、ニューヨークやフィラデルフィアでシドニー・ベシエやメズ・メズロウとプレイしていた。
そのごジミー・ドーシー、ボブ・モズレー、レックス・スチュワート、短期間ではデューク・エリントンとも仕事をした。
70年代はもっぱらフィラデルフィアで仕事をしていたという。
ジョシュ・ホワイト、シドニー・ベシエの1940年の録音に名前が見える。

レコード・CD

「ブルーノートSP時代 1939−1952」(TOCJ-5231〜38)
「ビリー・ホリディ物語 第5集」(SOPH 69〜70)