ウディ・ハーマン (バンド・リーダー&クラリネット) 

Woody Herman (Band leader & Clarinet)

ウディ・ハーマン

フルネーム:ウッドロウ・チャールズ・トーマス・ハーマン Woodrow Charles Thomas Herman
1913年5月16日ウィスコンシン州ミルウォーキー生まれ。
1987年10月29日カリフォルニア州ウエスト・ハリウッドにて死去。

6歳の時からローカル劇場で歌い踊っていたが、9歳でサックスをはじめ、ハイスクール時代から演奏活動を行うようになった。
33年に自分のバンドを率いたが失敗、アイシャム・ジョーンズの楽団に入った。
この楽団が解散すると、どの主要メンバーを集めてバンドを結成、ブルースを演奏するバンドとして売り出した。
40年代初めはエリントンやランスフォード楽団をモダンにしたようなスタイルだったが、43年にチャビー・ジャクソン、
44年にニール・ヘフティ、ラルフ・バーンズ、フィリップ・フィリップスなどが加入しいわゆるファースト・ハードを形成、黄金時代を迎えた。
46年に一時解散したが、47〜49年にはフォア・ブラザーズと呼ばれるサックス・セクションの充実したバンド(セカンド・ハード)を創り上げ、
スタン・ゲッツ、ズート・シムス、サージ・チャロフを擁して脚光を浴びた。
50年代に入ると、バンドの人気は後退していくが、59年モンタレイ・ジャズ・フェスティヴァルに出演した頃から次第に盛り返し、
60年代にはロックの影響を受け、エレクトリック・ピアノやエレクトリック・ベースなどをリズム・セクションに加え、多彩なサウンド作りに挑戦していた。

レコード・CD

「MCAジャズの歴史」(VIM-19)
「ウッディ・ハーマン/ザ・ターニング・ポイント」(MCL-1029)