アート・ブレイキー 1944年

Art Blakey 1944

1919年、ペンシルベニア州ピッツバーグで生まれ、10代後半からジャズ・バンドで活動し、やがてニューヨークへ進出します。当初はピアニストであったが、ドラムに転向、腕前はそれほどでもなかったが、友人のTp奏者ディジー・ガレスピーからアドバイスを受け、みるみる上達したといいます。そして1944年ビリー・エクスタインのバンドで初レコーディング行います。

[Billy Eckstine(Ember FA 2010)レコード・ジャケット

<Date & Place> … 1944年12月5日 ニューヨークにて録音

<Personnel> … ビリー・エクスタイン・アンド・ヒズ・オーケストラ(Billy Eckstine & his Orchestra)

Howard Scott
Band leader & Vocalビリー・エクスタインBilly Eckstine
trumpetガイル・ブロックマンGail Brockmanディジー・ガレスピーDizzy Gillespieマリオン・ヘイゼルMarion Hazelショーティ・マコンネルShorty McConnell
Tromboneジョー・タスウェル・ベアードJoe Taswell Bairdチッピー・アウトカルトChippy Outcaltハワード・スコットジェラルド・ヴァレンタインGerald "Gerry" Valentine
Alto saxビル・フレイジャーBill Frazierジョン・ジャクソンJohn Jackson
Tenor saxジーン・アモンズGene Ammonsデクスター・ゴードンDexter Gordon
Baritone saxレオ・パーカーLeo Parker
Pianoジョン・マラキJohn Malachi
Guitarコニー・ウェインライトConnie Wainwright
Bassトミー・ポッターTommy Potter
Drumsアート・ブレイキーArt Blakey
Vocalサラ・ヴォーンSarah Vaughan
[Dexter Gordon/Kind of Gordon]CDボックス

<Contents> … "Billy Eckstine"(Ember FA 2010)&"Dexter Gordon/Kind of Gordon"(House of jazz 220156)

A面1.CD6-8.ブローイング・ザ・ブルース・アウェイBlowing the blues away
A面2.CD6-6.イフ・ザッツ・ザ・ウェイ・ユー・フィールIf that's the way you feel
A面3.CD6-7.アイ・ウォント・トゥ・トーク・アバウト・ユーI want to talk about you
A面4.CD6-10.ザ・リアル・シング・ハップンド・トゥ・ミーThe real thing happened to me
A面5.アイル・ウェイト・アンド・プレイI'll wait and pray
B面3.CD6-9.オーパス・エックスOpus X

基本的には、ミスターBことビリー・エクスタインのヴォーカルが主であるが、アンサンブルがこれまでのビッグ・バンドと違い新しい感じがする。それもそのはず、新進のアレンジャー、タッド・ダメロンが担当している。

A面1.「ブローイング・ザ・ブルース・アウェイ」
史上初のアモンズとゴードンによるTsバトルが収録された超有名ナンバー。アンサンブルで出て、Pソロ、アンサンブルの後ミスターBのヴォーカルとなる。アンサンブルをはみながら有名なTsバトルが展開される。これはさすがに聴き応えがある。そして最後はディズの高音連発のTpで締めくくる。実に聴き応えがある。ブレイキーのドラムもアクセントの入れ方などほとんどモダン・ジャズと変わりないように感じる。
A面2.「イフ・ザッツ・ザ・ウェイ・ユー・フィール」
これもアンサンブルで始まり、ミスターBのヴォーカルとなる。いかにも当代一の持て男のバリトン・ヴォイスが魅力的といったところかな。

[Billy Eckstine(Ember FA 2010)レコードA面
A面3.「アイ・ウォント・トゥ・トーク・アバウト・ユー」
これもアンサンブルで始まり、ミスターBのヴォーカルとなる。インストのソロはなし。
A面4.「ザ・リアル・シング・ハップンド・トゥ・ミー」
これもアンサンブルで始まり、ミスターBのヴォーカルとなる。インストのソロはなし。
A面5.「アイル・ウェイト・アンド・プレイ」
これもアンサンブルとヴォーカルのナンバーだが、ここで初めて女性ヴォーカルが登場する。サラ・ヴォーンである。まだ若干20歳になったばかりでこれが初吹込みである。堂々とした歌いっぷりで、将来大物歌手となる片鱗を感じさせる。
B面3.「オーパス・エックス」
アップ・テンポのスインギーな曲。アンサンブルから短いTp(ディズであろう)を挟み、Asソロが入る。これはジャクソンと思われる。ジャクソンは、バード崇拝者第1号と言われ、その実力はバードも認めていたと言われる。続いて短いTpを挟んでアンサンブルとなるインスト・ナンバー。

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