ベン・ウエブスター 1934年

Ben Webster 1934

「スタディ・イン・フラストレイション」CD3枚目

<Date & Place> … 1934年9月25日 ニューヨークにて録音

<Personnel> … フレッチャー・ヘンダーソン・アンド・ヒズ・オーケストラ (Fletcher Henderson and his orchestra)

Band leader & Pianoフレッチャー・ヘンダーソンFletcher Henderson
Trumpetラッセル・スミスRussell Smithアーヴィング・ランドルフIrving Randorphヘンリー・レッド・アレンHenry “Red”Allen
Tromboneクロード・ジョーンズClaude Jonesケグ・ジョンソンKeg Johnson
Clarinetバスター・ベイリーBuster Bailey
Clarinet & Alto saxラッセル・プロコープRussell Procopeヒルトン・ジェファーソンHilton Jefferson
Alto saxベニー・カーターBenny Carter
Tenor saxベン・ウエブスターBen Webster
Piano CD1&4ホレス・ヘンダーソンHorace Henderson
Guitarローレンス・ルーシーLawrence Lucie
Bassエルマー・ジェイムスElmer James
Drumsウォルター・ジョンソンWalther Johnson

<Contents> … "A study in frustration"(Essential・JAZZ・Classics EJC55511)&"Classic jazz archive / Fletcher Henderson 1897-1952"(Membran 221998-306)

CD3-17、CD1-1.ワイルド・パーティーWild Party
CD3-18、CD1-2.ラグ・カッターズ・スイングRug cutter’s swing
CD3-19、CD1-3.ホッター・ザン・エルHotter than‘ell
CD3-19、CD1-4.ライザLiza(all the clouds‘ll roll away)
CD3-17、CD1-1.[ワイルド・パーティー]
クラリネットのリードするアンサンブルで始まる。ソロもClからTb、As、Tp、Tsと短いソロを繋ぎアンサンブルのエンディングに向かう。ピアノは弟のホレス。
CD3-18、CD1-2.[ラグ・カッターズ・スイング]
ミュートTpのリードするアンサンブルで始まる。ソロはまずCl続いてTbそしてAs、Ts、TbとTs、オープンTpと目まぐるしい。
CD3-19、CD1-3.[ホッター・ザン・エル]
この曲もアップ・テンポのナンバー。ソロはまずCl、そしてTp、Ts。サックス・セクションとブラス・セクションの交換があり盛り上げて終わる。カーターらしいアレンジである。かなり難しそうなアンサンブルも聴かれる。
CD3-20、CD1-4.[ライザ]
ガーシュイン作のスタンダード・ナンバーで、ピアノは弟のホレスが担当している。これもミディアム・テンポの軽快なナンバーである。ソロはまずAsが取りTb、As、Tp、Pと短いソロが差し込まれ、アンサンブルに戻る。
全体として感じることは、古株のバスター・ベイリーのクラリネット、当時はすでにアルト奏者としてアレンジャーとして名を上げていたベニー・カーター、新加入のベン・ウエブスターに多くのソロの機会が与えられていたようだ。但しソロは短く色々飛び出してくるので落ち着かない。聴き処も多く僕には、シュラー氏が目くじらを立てるほどの演奏とは思わないのだが…。

<Date & Place> … 1934年12月13日 ニューヨークにて録音

<Personnel> … ベニー・カーター・アンド・ヒズ・オーケストラ(Benny Carter and his orchestra)

Band leader , Clarinet & Alto saxベニー・カーターBenny Carter
Trumpetアーヴィング・ランドルフIrving Randorphオーティス・ジョンソンOtis Johnsonラッセル・スミスRussell Smith
Tromboneベニー・モートンBenny Mortonケグ・ジョンソンKeg Johnson
Tenor saxベン・ウエブスターBen Webster
Pianoテディ・ウィルソンTeddy Wilson
Guitarクラレンス・ホリデイClarence Holiday
Bassエルマー・ジェイムスElmer James
Drumsウォルター・ジョンソンWalther Johnson

上記メンバーにアルト・サックスにベン・スミス(Ben smith)、ラッセル・プロコープ(Russell Procope)が加わっているというディスコグラフィーと加わっていおらず上記だけというディスコグラフィーがある。ギターにビリー・ホリデイの父ちゃんクラレンス・ホリデイが加わっている。フレッチャー・ヘンダーソン楽団の1932年の吹込み以来である。

<Contents> … 「ベニー・カーター1933/39」(Philips 15PJ-4)

A-4.シュート・ザ・ワークスShoot the works
A-5.ドリーム・ララバイDream lullaby
A-6.エヴリバディ・シャッフルEverybody shuffle
A-4.[シュート・ザ・ワークス]
最初に出るTpソロはカーターではなく、ランドルフだという。その他の記載は全くないがTsはウエブスターでいいのだろうか?Pは誰なんだろう?またこれも記載がないがアレンジは当然カーターということで夜のだろうか?やわらかいサックス中心のアンサンブルが心地よい。
A-5.[ドリーム・ララバイ]
メランコリックなスロウ・ナンバー。初期のウエブスターの悠揚迫らぬプレイが素晴らしい。この頃からウエブスターはバラード・プレイを得意としていたのだろう。
A-6.[エヴリバディ・シャッフル]
フランスのジャズ評論家ユーグ・パナシェがカーター楽団の代表作の一つとして挙げている傑作という。ここではカーターによるサックス・セクションの典型的な歌わせ方が堪能できるとは解説の大和明氏。確かに最初の部分はホーン・セクションとブラス・セクションの対比が際立つ感じのアンサンブルである。ソロは、カーター(As)⇒ランドルフ(Tp)⇒ウエブスター(Ts)⇒モートン(Tb)⇒カーター(As)である。エンディングの合奏部分は迫力満点である。

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