ベニー・カーター名義のレコード(日本盤)だが、メズ・メズロウのリーダー作。どうしてこうなるのかといえば、双方の「人気」の差なのであろう。つまりカーター名義の方が売れるとレコード会社は踏んでいるということである。
| Band reader& Clarinet , Alto sax & Arrangement | … | メズ・メズロウ | Mezz Mezzrow | ||||||
| trumpet | … | マックス・カミンスキー | Max Kaminsky | 、 | フレディ・グッドマン | Freddy Goodman | 、 | ベン・グシック | Ben Gusick |
| Trumpet, Alto sax, Vocals & Arrangement | … | ベニー・カーター | Benny Carter | ||||||
| Trombone | … | フロイド・オブライエン | Floyd O'Brien | ||||||
| Tenor sax | … | ジョニー・ラッセル | Johnny Russell | ||||||
| Piano | … | テディ・ウィルソン | Teddy Wilson | ||||||
| Guitar | … | クレイトン・デュア | Clayton "Sunshine" Duerr | ||||||
| Bass | … | ポップス・フォスター | Pops Foster | ||||||
| Drums | … | ジャック・マイセル | Jack Maisel |
パーソネルはWebから検索した。
| A面1. | ディソナンス | Dissonance |
| A面2. | スインギン・ウィズ・メズ | Swingin’with Mezz |
| A面3. | ユーア・ナット・ザ・ワン・フォー・ミー | Love , you're not the one for me |
このセッションでのリーダー、メズロウはあまり調子が良くなかったのではないかと思う。あまり心惹かれるソロがない。
A-1.[ディソナンス]
メズロウの作。第1コーラスのサビを取るのはカミンスキー。オブライエンのソロ(Tb)をはさんで出るのは、メズロウ(As)で、P、Tsに続くTpソロはカーターであるという。Pソロがいいなぁと思ったらテディ・ウィルソンだった、さすがだな。
A-2.[スインギン・ウィズ・メズ]
アレックス・ヒルとメズロウの共作で、アレンジも2人である。メズロウがClとAsで2度ソロを取り、最後に出るTpソロはカーターであるという。
A-3.[ユーア・ナット・ザ・ワン・フォー・ミー]
ゆったりとしたメロウなナンバーで、Tbがアンサンブルをリードする。ここでのアレンジはカーターで、珍しいカーターのヴォーカルも入っている。これがなかなかうまい。ヴォーカル後のAsソロはカーターではないかと思う。続く短いがPソロも良い。