ビル・コールマン 1936年

Bill Coleman 1936

プロフィールによれば、コールマンは28年ニュー・ヨークに上り、30年代はラッキー・ミリンダー、ベニー・カーター、テディ・ヒルらのバンドで演奏、その間数度海外楽旅に加わったとある。その海外楽旅というのはヨーロッパ、中でもフランスが多かったようだ。1933年ラッキー・ミリンダーの楽団に加わって訪れたのが最初という。そのコールマンの1936年パリでの録音である。

<Date&Place> … 1936年1月24日 フランス・パリにて録音

<Personnel> … ビル・コールマン(Bill Coleman)

Band leader & Trumpetビル・コールマンBill Coleman
Pianoハーマン・チッチソンHerman Chittison
Bassユージーン・デルムスEugene dH'ellemmes

<Contents> … "Bill Coleman/A tale of two cities"(TFD 5.010)

A-1.ホワッツ・ザ・リーズンWhat's the reason(I'm not pleasin' you)
A-2.我が心のジョージアGeorgia on my mind
TpにP、Bという珍しい編成のトリオである。Pのチッチソンはアメリカ・ケンタッキー州出身のピアニストだが、デルムスはフランス人で以前ジャンゴ・ラインハルトとコールマン・ホーキンスが共演した録音でベースを弾いていた。当時フランスのジャズ界ではトップ・クラスのベースマンだったのだろう。
A-1.[ホワッツ・ザ・リーズン]
編成が編成だけにコールマンのTpが主体となる。見事な吹奏ぶりである。チッチソンのピアノ・ソロはちょっとラグタイムを思わせるような演奏で、そのPソロの時にはベースが弾かず完全なソロとなる。
A-2.[我が心のジョージア]
ホーギー・カーマイケルの不朽の名作。コールマンはテーマをかなり崩して弾いている。まずチッチソンが短いソロを取り、コールマンに引き継ぐ。コールマンは途中でテンポを倍に取り変化を付け情緒豊かに歌い上げている。

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