ブルース・ピープル 1934年

Blues People 1934

「ザ・ブルース1927-1946」2枚組CD・ボックス

<Date & Place> … 1934年3月22日 シカゴにて録音

<Personnel> … タンパ・レッド(Tampa Red)
Vocal & Guitarタンパ・レッドTampa Red
Pianoブラック・ボブ

<Contents> … 「RCAブルースの古典」(BMG BVCP-8733)

CD2-18.[キングフィッシュ・ブルース(King fish blues)]
タンパ・レッドは今でも中古レコード屋さんのブルース・コーナーなどでよくレコードを見かけるし、本などにもよく登場するので、ブルース界の大物であることは察しがついていた。本名はハドソン・ウィティカー(Hudson Whittaker)で1904年(1903年という記述もある)1月8日ジョージア州の生まれだがフロリダ州のタンパで育ったことから「タンパ・レッド」と呼ばれるようになったという。
ギタリストとしてビッグ・ビル・ブルーンジーにも引けを取らぬ名人と言われ、特にスライド・ギター・プレイで一世を風靡し「ギターの魔術師」との異名を持つ。ピアノを弾いているブラック・ボブ(Black Bob)は録音以外その生涯など全く知られていな謎の人物という。
出世作は1928年ジョージア・トムと吹き込んだ”It's tight like that”、そのジョージア・トムはその後トーマス・ドーシー名でゴスペルの父と呼ばれる存在となる。
この「キングフィッシュ・ブルース」は単なる名演などという形容を超えた珠玉の作品と解説の鈴木啓志氏は述べている。

「ザ・ブルース1927-1946」2枚組CD・ボックス

<Date & Place> … 1934年3月23日 シカゴにて録音

<Personnel> … ビッグ・ビル・ブルーンジー(Big Bill Broonzy)
Vocal & Guitarビッグ・ビル・ブルーンジーBig Bill Broonzy
Piano不明Unknown

<Contents> … 「RCAブルースの古典」(BMG BVCP-8733)

CD2-16.[フレンドレス・ブルース(Friendless blues)]
ビッグ・ビル・ブルーンジーは、1893年ミシシッピ州生まれで、後にアーカンソーを経由してシカゴに移ったシティ・ブルースの第一人者と言われる大物。
この「フレンドレス・ブルース」は歴史的傑作というが、確かにこれぞブルースといった演奏である。

「MCAブルースの古典」3枚組レコード・ボックス

<Date & Place> … 1934年8月17日 ニュー・ヨークにて録音

<Personnel> … ザ・ジョージア・ウォッシュボード・ストンパーズ(The Georgia washboard stompers)

Vocal & Washboardジェイク・フェンダーソンJake Fenderson
他にタフト・ジョーダン(Tp)、カール・ウエイド(Ts)、クラレンス・プロフィット(P)、スティーヴ・ワシントン(Gt)が加わっているのではないかと言われるが判然としないそうなので、明記は避ける。

<Contents> … 「MCAブルースの古典」(Victor VIM-20〜22)

Record3 A-5.[鶏小屋の鍵をこわしたのは誰だ](Who broke the lock off the henhouse door)
一応ジャズの範疇に入る音楽だろうが、その中では最も泥臭い南部のブルース/ダンス音楽の味を持っている。題名からして田舎臭い。Tpがタフト・ジョーダンかもということだが、ジョーダンはこの年チック・ウェッブのレコーディングに参加しており、後にはデューク・エリントンの楽団に参加している。
「MCAブルースの古典」3枚目A面

<Date & Place> … 1934年9月6日 シカゴにて録音

<Personnel> … メンフィス・ミニー(Memphis Minnie)

Vocal & Guitarメンフィス・ミニーMemphis Minnie
Vocal & Guitarカンサス・ジョー・マッコイKansas Joe McCoy

<Contents> … 「MCAブルースの古典」(Victor VIM-20〜22)

Record3 A-2.[ホール・インザ・ウォール](Hall in the Wall)
カンサス・ジョー・マッコイはメンフィス・ミニーの2番目の夫。夫婦の流しという感じで、ユニゾンで歌っているが、黒人霊歌と異なりブルースでハーモニーを付けるのは極めて珍しいという。

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