ブルース・ピープル 1942年

Blues People 1942

僕の持っている1942年のブルース録音は3種のみである。そのうち11曲がサン・ハウスのもの。

「MCAブルースの古典」レコード・ボックス

<Date & Place> … 1942年2月9日 ニューヨークにて録音

<Personnel> … ピート・ブラウン・アンド・ヒズ・バンド(Pete Brown and his Band)

Bandleader & Alto saxピート・ブラウンPete Brown
Trumpetディジー・ガレスピーDizzy Gillespie
Clarinetジミー・ハミルトンJimmy Hamilton
Pianoサミー・プライスSammy Price
Bassチャールズ・ドレイトンCharles Drayton
Drumsレイ・ネイサンRay Nathan
Vocalヘレン・ヒュームズHelen Humes

<Contents> … 「MCAブルースの古典」(ビクター VIM-20〜22)

Record2 B-7.ゴナ・バイ・ミー・ア・テレフォン(Gonna buy me a telephone)

歌手のヘレン・ヒュームズは混じりけないブルース・シンガーというわけではないが、若いころからブルースを歌っていたという。ここでは1曲しか収録されていないが、この日のヒュームズは彼女の最高のパフォーマンスを示したという。
メンバー的にはディジー・ガレスピーの参加が目を引くがソロもなくこの頃は未だ特別な存在ではなかったのだろう。ヴォーカルの後のソロは、ハミルトン(Cl)、ブラウンが3コーラス、ホンカー的なソロを取る。

「RCAブルースの古典」CDボックス

<Date & Place> … 1942年6月24日 シカゴ録音

<Personnel> … ビッグ・メイシオ(Big Maceo)

Piano & Vocalビッグ・メイシオBig Maceo
Guitarタンパ・レッドTampa Red

<Contents> … 「RCAブルースの古典」(ビクター BVCP-8734)

CD2-13.ウォリード・ライフ・ブルース(Worried life blues)

どちらかと言えばゆったりとしたテンポで、メイシオはじっくりと歌い込んでいく。ピアノも素晴らしいがタンパ・レッドのスライド・ギターもカッコいい。

[Son House/The legendary]レコード・ジャケット

<Date & Place> … 1942年 ミシシッピ州ロビンソンヴィルにて録音

<Personnel> … サン・ハウス(Son House)

Guitar & Vocalサン・ハウスSon House
[Son House/The legendary]レコードA面

<Contents> … "Son House/The legendary 1941-42"(Folklyric records 9002)

A-4.スペシャル・ライダー・ブルースSpecial rider blues
A-5.ロウ・ダウン・ドッグ・ブルースLow down dirty dog blues
A-6.デポ・ブルースDepot blues
A-7.ザ・キー・オブ・マイナーThe key of minor
B-1.アメリカン・ディフェンスAmerican defense
B-2.アム・アイ・ライト・オア・ロングAm I right or wrong
B-3.ウォーキング・ブルースWalking blues
B-4.カントリー・ファーム・ブルースCountry farm blues
B-5.ザ・ポニー・ブルースThe pony blues
B-6.ザ・ジンクス・ブルース・パート1The jinx blues part1
B-7.ザ・ジンクス・ブルース・パート2The jinx blues part2

全体的にゆったりとしたテンポで、サン・ハウスはしわがれた声で絞り出すように歌うブルースが圧巻である。随所にボトルネック奏法が活かされている。
B-1.「アメリカン・ディフェンス」、B-2.「アム・アイ・ライト・オア・ロング」は意外にもブルースではない。
A-7.「ザ・キー・オブ・マイナー」は、ハウスがマイナー・コードを時折弾き、アラン・ロマックスとの会話を録音した珍しいもの。アラン・ロマックスはアメリカの民族音楽を収集・録音した研究家。拙HPでは、1938年ジェリー・ロール・モートンの項などで登場している。

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