キャブ・キャロウェイ 1932年

Cab Calloway 1932

<Date&Place> … 1932年2月29日〜4月20日 シカゴとニュー・ヨークにて録音

<Personnel> … キャブ・キャロウェイ・アンド・ヒズ・オーケストラ(Cab Calloway and his orchestra)

 
Band leader & Vocalキャブ・キャロウェイCab Calloway
Trumpetエドウィン・スワイジーEdwin Swayzeeラマー・ライトLammar Wrightリューベン・リーヴスReuben Reeves
Tromboneデ・プリースト・ホィーラーDe Priest Wheelerハリー・ホワイトHarry White
Clarinet & Alto Saxアーヴィル・ハリスArville Harris
Alto Saxアンドリュー・ブラウンAndrew Brown
Tenor Saxウォルター・トーマスWalter “Fut” Thomas
Pianoベニー・ペインBennie Payne
Banjoモーリス・ホワイトMorris White
Tuba & String bassジミー・スミスJimmy Smith
Drumsルロイ・マキシーLeroy Maxey

1931年11月18日録音時から移動無し。

<Contents> … "Cab Calloway/The Hi-de-ho man"(Classic jazz archive 221997-306)

CD2-16.ザ・スキャット・ソングThe scat song2月29日シカゴにて録音
CD2-17.キャビン・イン・ザ・コットンCabin in the cotton2月29日シカゴにて録音
CD2-18.ストリクトリー・クルド・アフェアStrictly culled affair3月14日シカゴにて録音
CD2-19.アゥ・ユー・ドウグAw you daug3月14日シカゴにて録音
CD2-20.ミニー・ザ・ムーチャーズ・ウエディング・デイMinnie the moocher's wedding day4月20日ニュー・ヨークにて録音
CD2-21.ダイナDinah7月7日ニュー・ヨークにて録音

CD2-16.[ザ・スキャット・ソング]明るい曲調である。Tpがリードする合奏の後キャブのヴォーカルとなる。これまでと異なる感じがするところは、短いがピアノやバンジョーがソロで登場するところである。きちんとしたソロはTbのみである。
CD2-17.[キャビン・イン・ザ・コットン]ゆったりとしたナンバー。ヴォーカルは掛け合いで進行する。相方はこれも芸達者なベニー・ペインであろう。ソロはミュートTpが取るがアンサンブルが中心のナンバー。
CD2-18.[ストリクトリー・クルド・アフェア]ソロはTpと短いTbのみでキャブのヴォーカルとアンサンブルが中心。スミスのストリング・ベースがビンビン響いてくる。
CD2-19.[アゥ・ユー・ドウグ]短い合奏イントロの後キャブのヴォーカル、Clソロ、ヴォーカル、Tp、Tsソロ、ヴォーカルと続きエンディングを迎える。
CD2-20.[ミニー・ザ・ムーチャーズ・ウエディング・デイ]1931年の大ヒット[ミニー・ザ・ムーチャー]に因んだ曲。どうやら[ミニー・ザ・ムーチャー]は女性らしい。その結婚の日というタイトルである。ここでもバンドのメンバーとコール・アンド・レスポンスを展開している。ソロはなしでキャブのヴォーカルはストーリーを語るように進行していく。
CD2-21.[ダイナ]ご存じディック・ミネのデビュー・ヒット。この年2月にデューク・エリントンを録音を行っている。この曲だけクラリネット、アルト・サックス、バリトン・サックスでベニー・モーテン楽団のエディー・ベアフィールド(Eddie Barefield)が参加しているという。ベアフィールドはこの後キャブのバンドに加わることとなる。
ミュートTbのリードするアンサンブルからTsソロ、キャブのスキャットを交えた独特のヴォーカルとなる。続くClソロはベアフィールドか?モーテン楽団ばりのリフで終了する。

歌手、エンターティナーとしてのキャブはこの年の12月、ドン・レッドマンの吹込みに参加している。それも同一曲を当時大人気だったもう一人のエンターティナーと競演という形になった。そのエンターティナーとは、タップの名人、ミスター・ボージャングル、ビル・ロビンソンである。キャブの張り切りぶりが目に浮かぶ。

<Date & Place> … 1932年12月29日 ニューヨークにて録音(Brunswick)

CD-21.ドゥイン・ザ・ロウ・ダウンDoin’the Low‐down
CD-22.ドゥイン・ザ・ロウ・ダウンDoin’the Low‐down

同じ曲を当代二大エンターティナーが芸を競うという趣向が楽しい。
CD-21.[ドゥイン・ザ・ロウ・ダウン]
まずは当時大スターだった「ミスター・ボージャングル」ことビル・ロビンソン(Bill Robinson)のヴォーカルとそのタップ・ダンスをフューチャーし、
CD-22.[ドゥイン・ザ・ロウ・ダウン]
「ミスター・ハイ・ホー・マン」キャブ・キャロウェイ(Cab Calloweay)の特異なヴォーカルをフューチャーしている。
もしこの2曲をカップリングしてレコードを発売したなら当時相当売れたのではないかと想像する。

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