キャブ・キャロウェイ 1941年

Cab Calloway 1941

「キャブ・キャロウェイ/ペンギン・スウイング」

<Date&Place> … 1941年3月5日 ニューヨークにて録音

<Personnel> … キャブ・キャロウェイ・アンド・ヒズ・オーケストラ(Cab Calloway and his orchestra)

Band leader & Vocalキャブ・キャロウェイCab Calloway
Trumpetディジー・ガレスピーDizzy Gillespieラマー・ライトLammar Wrightジョナ・ジョーンズJonah Jones
Tromboneタイリー・グレンTyree Glennケグ・ジョンソンKeg Johnsonクエンティン・ジャクソンQuentin Jackson
Clarinet & Alto saxジェリー・ブレイクJerry Blake
Alto saxヒルトン・ジェファーソンHilton Jefferson
Tenor Saxチュー・ベリーChu Berryウォルター・トーマスWalter "Fut" Thomas
Alto sax & Baritone saxアンドリュー・ブラウンAndrew Brown
Pianoベニー・ペインBennie Paine
GuitarダニーバーカーDanny Barker
Tubaミルト・ヒントンMilt Hinton
Drumsコジ―・コールCozy Cole
1940年8月28日からの移動
Trumpet … マリオ・バウザ ⇒ ジョナ・ジョーンズ

<Contents> … "Cab Calloway/Penguin swing"(Archives of Jazz 3801082)

CD-13.へプ・キャッツ・ラヴ・ソングHep cats love song
CD-14.ジョナ・ジョインズ・ザ・キャブJonah joins the Cab
CD-15.ギーチー・ジョーGeechie Joe
CD-16.スペシャル・デリヴァリーSpecial delivery
「キャブ・キャロウェイ/ペンギン・スウイング」CD
へプ・キャッツ・ラヴ・ソング
ここからTpがマリオ・バウザに代わりジョナ・ジョーンズが加入する。粟村氏によるとキャロウェイはジョーンズ加入後はソロをジョーンズに吹かせたというので、そうだとすればこの曲以降キャロウェイ楽団でのディズのソロは無くなる。ヴォーカル入りのナンバーでTpソロはなし。
ジョナ・ジョインズ・ザ・キャブ
ジョナ・ジョーンズがキャブのバンドに入ったという曲だろう。ジョナを紹介するような語りのようなヴォーカル入り。未発表テイクという。曲名から言ってもTpソロはジョーンズだろうが、正直僕にはジョーンズとこの時期のディズの違いの聴き分けはできないが、大将のキャブが紹介して吹き出すのだからジョナがソロを取っているのだろう。両者ともロイ・エルドリッジの影響下にあったことは間違いないと思う。
ギーチー・ジョー
Tpがフューチャーされているヴォーカル・ナンバー。ここでのTpソロもジョーンズなのだろう。キャロウェイの大ヒット曲「ミニー・ザ・ムーチャー」に似ている曲。未発表テイクだという。
スペシャル・デリヴァリー
前3曲と同日録音のヴォーカルなしのジャンプ・ナンバー。テーマ・アンサンブルの後、Ts⇒アンサンブル⇒Tpソロ⇒アンサンブルで終わる。ここもTpソロはジョーンズということだろうが、さすがに聴かせる。聴き処は最初のチューのソロで脂ののった素晴らしいソロである。

[Chu Berry/Chu]レコード・ジャケット

<Date&Place> … 1941年7月3日 ニューヨークにて録音

<Personnel> … キャブ・キャロウェイ・アンド・ヒズ・オーケストラ(Cab Calloway and his orchestra)

前回3月5日と同じ。

<Contents> … "Chu Berry/Chu"(Record … Epic EE 22007、CD … Epic SICP 4013)

A列車で行こう(Take the "A" train)
ご存じビリー・ストレイホーン作のエリントン楽団のオープニング・ナンバー。エリントン楽団もこの年2月に録音し4月11日にリリースしたナンバー。最も早いカヴァーの一つではないだろうか?キャブはエリントンと親しかったので、譜面を早く買うことができたのかもしれない。でもイントロなどはしっかりアレンジメントされているが、何故かサビが無くなっている。ミュートTpソロはジョナなのであろう。続くチューのソロがいい。

[Cab Calloway/Boog-it]レコード・ジャケット

<Date&Place> … 1941年9月10日 ニューヨークにて録音

<Personnel> … キャブ・キャロウェイ・アンド・ヒズ・オーケストラ(Cab Calloway and his orchestra)

前回7月3日と同じ。

<Contents> … "Cab Calloway/Boog-it"(Green line records JJ-607)

A面5.ブルース・イン・ザ・ナイトBlues in the night
A面6.セイズ・フー?セイズ・ユー・セイズ・アイSays who ? says you , says I !
ブルース・イン・ザ・ナイト
ハロルド・アーレンとジョニー・マーサーのコンビによるスタンダードナンバー。「夜のブルース」という邦題が付いている。ここでイントロのTpを吹くのはジョナ・ジョーンズである。ディズは干されかかっていたのかな?典型的なアメリカのバンド・ショウという感じがする。多分バンド・メンバーたちと思われるコーラスとの掛け合いも楽しい。
セイズ・フー?セイズ・ユー・セイズ・アイ
これもアーレン=マーサーのコンビによる作品。キャブの歌物でTpの本の短いパッセージ以外ほとんどソロも無く、バンドもアンサンブルの伴奏のみである。

[Cab Calloway/Boog-it]A面

<Date&Place> … 1941年12月24日 ニューヨークにて録音

<Personnel> … キャブ・キャロウェイ・アンド・ヒズ・オーケストラ(Cab Calloway and his orchestra)

Band leader & Vocalキャブ・キャロウェイCab Calloway
Trumpetジョナ・ジョーンズJonah Jonesラマー・ライトLammar Wrightラッセル・スミスRussell Smithシャド・コリンズShad Collins
Tromboneタイリー・グレンTyree Glennケグ・ジョンソンKeg Johnsonクエンティン・ジャクソンQuentin Jackson
Saxヒルトン・ジェファーソンHilton Jeffersonアンドリュー・ブラウンAndrew Brownテディ・マクレーTeddy McRaeウォルター・トーマスWalter "Fut" Thomas
Pianoベニー・ペインBennie Paine
GuitarダニーバーカーDanny Barker
Tubaミルト・ヒントンMilt Hinton
Drumsコジ―・コールCozy Cole

9月10日からの移動
Trumpet … ディジー・ガレスピー ⇒ ラッセル・スミス、シャド・コリンズ
Sax … ジェリー・ブレイク、チュー・ベリー ⇒ テディ・マクレー
ディズは、リーダーのキャブと喧嘩をしたあげくキャブに怪我を負わせる刃傷沙汰となって1941年に退団した。
一方チュー・ベリーは、この年の10月31日交通事故にあい、31歳という若さで他界してしまう。実に惜しいことであった。

[Cab Calloway/Boog-it]B面

<Contents> … "Cab Calloway/Boog-it"(Green line records JJ-607)

A面7.ザ・モーメント・アイ・レイド・アイズ・オン・ユーThe moment I laid eyes on you
B面1.ヴァージニア・ジョージア・アンド・キャロラインVirginia , Georgia and Caroline
B面2.ローディLordy
ザ・モーメント・アイ・レイド・アイズ・オン・ユー
キャブのヴォーカル・ナンバーであるが、いかにもポップス調の曲で、ところどころキャブらしい「崩し」はあるもののどちらかといえばキャブとすれば抑えた歌唱なのであろう。
ヴァージニア・ジョージア・アンド・キャロライン
こちらもキャブのヴォーカル・ナンバー。バンド・メンバーによると思われるコーラスがバックを付ける。前曲ともどもソロはなし。
ローディ
こちらもキャブのヴォーカル・ナンバーで、バンド・メンバーによると思われるコーラスがバックを付ける。ほとんどがアンサンブルだが、ほんの短いジョナ・ジョーンズのTpが入る。

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