チャーリー・ジョンソンズ・パラダイス・オーケストラ 1928年

Charlie Johnson's Paradise Orchestra 1928

<Date & Place> … 1928年1月24日 ニューヨークにて録音

<Personnel> … チャーリー・ジョンソンズ・パラダイス・テン(Charlie Johnson's Paradise Ten)

 
Band leader & Pianoチャーリー・ジョンソンCharlie Johnson
Trumpetジャボ・スミスJabbo Smithシドニー・ド・パリスSidney De Paris
Tromboneチャーリー・アーヴィスCharlie Irvis
Alto sax , Clarinet & Arrangementベニー・カーターBenny Carter
Alto sax , Clarinetベン・ウィチッドBen Whittet
Clarinet & Tenor saxベニー・ウォーターズBenny Waters
Violinエドガー・サンプソンEdger Sampson
Banjoボビー・ジョンソンBobby Johnson
Tubaサイラス・サンクレアCyrus St. Clair
Drumsジョージ・スタッフォードGeorge Stafford
Vocalモネット・ムーアMonette Moore

パーソネルはWeb版ディスコグラフィーによる

<Contents> … 「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ第9巻/ザ・ビッグ・バンド・イーラ」(RCA RA45〜53)

A-4.ユー・エイント・ザ・ワンYou ain't the one
A-5.チャールストン・イズ・ザ・ベスト・ダンスCharleston is the best dance after all
A-6.ホット・テンパード・ブルースHot-tempered blues

A-4〜6の3曲は解説、Web版ディスコグラフィーとも約1年後の1928年1月24日の吹込みと一致している。この吹込みには初レコーディングでははっきりしなかったベニー・カーターが参加していることは確実であるという。また、エドガー・サンプソンもヴァイオリンで加わっている。わずか1年後の録音だが、前の演奏に比べるとアンサンブルに格段のまとまりが出ているのは、ベニー・カーター効果だという。
A-4.ユー・エイント・ザ・ワン
これもムーアの歌入り。ジャボ・スミスのリードするアンサンブルの後、初めてAsソロが登場するが、これはカーターであろうとする。続くTbはアーヴィス。最後にビッグ・バンドらしい見事なサックス・アンサンブルで締めている。
A-5.チャールストン・イズ・ザ・ベスト・ダンス
ガンサー・シュラー氏によるとベニー・カーターが編曲し、指揮をしたとし、サックス・アンサンブルのコーラスの見事な演奏で、この曲がこのバンドの唯一素晴らしい演奏という評価を下している。
一方解説の瀬川氏も、整然たるアンサンブル、特にカーターが得意とするところのサックス・セクションの合奏が光っていて、高音を駆使するジャボ・スミスのTpソロが輝かしいと高評価をしている。複雑なアンサンブルだがバンドは見事にスイングしている。
A-6.ホット・テンパード・ブルース
これもおそらくカーターのアレンジで、サックスとブラス、サンプソンのVlの入った合奏がユニークな響きを創り出している。Tbソロはアーヴィス、続くミュートTpソロはレナード・ディヴィスという。盛り上がるリフでエンディングに向かう。

<Date & Place> … 1928年9月19日 ニューヨークにて録音

<Personnel> … チャーリー・ジョンソン・アンド・ヒズ・パラダイス・バンド(Charlie Johnson and his Paradise band)

 
Band leader & Pianoチャーリー・ジョンソンCharlie Johnson
Trumpetシドニー・ド・パリスSidney De Parisレナード・ディヴィスLeonard Davis
Trumpetジャボ・スミスJabbo Smithシドニー・ド・パリスSidney De Paris
Tromboneジミー・ハリソンJimmy Harrison
Alto sax , Clarinetベン・ウィチッドBen Whittetエドガー・サンプソンEdger Sampson
Clarinet & Tenor saxベニー・ウォーターズBenny Waters
Banjoボビー・ジョンソンBobby Johnson
Tubaサイラス・サンクレアCyrus St. Clair
Drumsジョージ・スタッフォードGeorge Stafford

パーソネルはWeb版ディスコグラフィーによる

<Contents> … 「RCAジャズ栄光の遺産シリーズ第9巻/ザ・ビッグ・バンド・イーラ」(RCA RA45〜53)

 
1.ザ・ボーイ・イン・ザ・ボートThe boy in the boat
2.ザ・ボーイ・イン・ザ・ボートThe boy in the boat
3.ウォーク・ザット・シングWalk that thing
4.ウォーク・ザット・シングWalk that thing
5.ウォーク・ザット・シングWalk that thing

レコード解説の瀬川氏によれば、B面の1〜5の5曲はこの時代のビッグ・バンド・ジャズの最高の部類に属すると評価されているという。
B-1、2.ザ・ボーイ・イン・ザ・ボート
瀬川氏は、イントロからのエキゾチックなリズムの扱いが面白い。メランコリックな旋律がブラスとClの合奏され、ジミー・ハリソンのTbの鋭いソロに受け継ぐ。ド・パリスによるプランジャー・ミュートの輝くようなソロが素晴らしく、数ある彼のレコード・プレイの中でもベストと評価されているという。Clとの掛け合い、ラストのタップのようなサウンドも興味深いと記載しているが、シュラー氏は「シドニー・ド・パリスによる卓抜なプランジャー奏法によるしゃべるようなソロは素晴らしい」と書いている。「輝くような」と「しゃべるような」は大分かけ離れているような気もするが…。
B-3、4、5.ウォーク・ザット・シング
  イントロのピアノのフレーズは、一時期よく使われたロックン・ロールのフレーズである。アップ・テンポの迫力に満ちたリズムにチューバの低音がよく効いている。珍しいTsソロはベン・ウォーターズで、メロディックなプレイである。ジョンソンのバンドはブラスやClに比してサックスによるソロが少ないのも特色の一つである。
リズムなしのエキサイティングなミュートTpソロはレナード・ディヴィス。続くハリソンのTbソロもなかなか良い。さらにTpClソロはベン・ウィチット前合奏にTuやBjのソロが挟まれているのも面白い。

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