ビ・バップの重要な立役者の一人ディジー・ガレスピー、僕が持っているレコードは1937年5月のテディ・ヒルのオーケストラで初吹込みを行って以来のものとなる。
| Band leader , Vibraphone & Vocal | … | ライオネル・ハンプトン | Lionel Hamton | ||||||
| Trumpet | … | ディジー・ガレスピー | Dizzy Gillespie | ||||||
| Alto sax | … | ベニー・カーター | Benny Carter | ||||||
| Tenor sax | … | コールマン・ホーキンス | Coleman Hawkins | 、 | チュー・ベリー | Chu Berry | 、 | ベン・ウエブスター | Ben Webster |
| Piano | … | クライド・ハート | Clyde Hart | ||||||
| Guitar | … | チャーリー・クリスチャン | Charlie Christian | ||||||
| Bass | … | ミルト・ヒントン | Milt Hinton | ||||||
| Drums | … | コージー・コール | Cozy Cole |
ともかく大変なメンバーである。当時最高のテナー・サックス奏者と思われていたホーキンス、チュー、ウエブスターの3巨頭が顔を揃え、アルトにはこれまたジャズ・グレイト、ベニー・カーターが入る。まず、ホーキンスは1934年にフレッチャー・ヘンダーソン楽団を辞め、ヨーロッパへ渡る。そしてこの年帰国するのであるが、いつ帰国したのだろうか?帰国して最初に吹き込んだのが超有名なあの”Body and soul”(1939年10月11日吹込み)という記載がある(岩浪洋三氏 ”Coleman Hawkins”BVCJ-37155CD解説)。しかしどう考えてもこちらの録音の方が時期が早い。ホークの帰米後初録音に当たるはずである。
そしてビ・バップの立役者の一人ディズがTpに座るが、この時はキャブ・キャロウェイ楽団でチューと同僚だったと解説にはある。1939年7月17日のキャロウェイの録音には参加していないので、その解説通りとすれば、キャロウェイのバンドに参加したのはその後で、この録音前ということであろう。
さらにギターのクリスチャン、彼もビ・バップの草創期の伝説化したギタリストである。野口氏はなぜか書いていないが、「チャーリー・クリスチャン/メモリアル・アルバム」に記載されているディスコグラフィーではこれが初吹込みに当たる貴重な録音である。ともかく聴きどころ満載のセッションである。
| Record4.A-4 | ホエン・ライツ・アー・ロウ | When lights are low |
| Record4.A-5 | ワン・スイート・レター・フロム・ユー | One sweet letter from you |
| Record4.A-6 | ホット・マレッツ | Hot mallets |
| Record4.A-7 | アーリー・セッション・ホップ | Early session hop |
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