柴田浩一著『デューク・エリントン』によれば、この年の大きな出来事として、2月に有名曲メドレー7分超をヴィクターのLP実験盤に吹き込んだ。同時にステレオ効果も実験されたという。
| Band leader & Piano | … | デューク・エリントン | Duke Ellington | ||||||
| trumpet | … | アーサー・ウェッツェル | Arthur Whetsel | 、 | クーティ・ウィリアムス | Cootie Williams | 、 | フレディ・ジェンキンス | Freddie Jenkins |
| Trombone | … | ジョー・”トリッキー・サム”・ナントン | Joe “Tricky Sam” Nanton | 、 | ローレンス・ブラウン | Lawrence Brown | |||
| Valve‐Trombone | … | ファン・ティゾール | Juan Tizol | ||||||
| Clarinet,Soprano,Alto & sax | … | ジョニー・ホッジス | Johnny Hodges | ||||||
| Clarinet,Alto & Baritone sax | … | ハリー・カーネイ | Harry Carney | ||||||
| Clarinet & Tenor sax | … | バーニー・ビガード | Barney Bigard | ||||||
| Banjo & Guitar | … | フレッド・ガイ | Fred Guy | ||||||
| String Bass | … | ウェルマン・ブラウド | Wellman Braud | ||||||
| Drums | … | ソニー・グリア | Sonny Greer |
トロンボーンに新たにローレンス・ブラウンが加わった。この記述はHistoryにはあるが、Ellingtoniaにはない。上記柴田氏の『デューク・エリントン』によれば、春に加入したとあるが、具体的な日付は記載がない。当のエリントンは自伝の中ではこれまた「1932年に私たちのバンドに参加した」と書いているが、1932年のいつかはやはり書いていない。但しTime-Lifeの“Giants of jazz−Duke Ellington”には、1932年の楽曲が3曲収録されており、もちろんそこには「スイングしなけりゃ〜」もあり、ローレンス・ブラウンの名前がある。僕はこのディスコグラフィーが最も信頼できると思っているのでそれに従うことにしよう。
さらに柴田氏は、、離れていたオットー・ハードウィックも戻ってきたというが、いつかは記載がない。
この回の音源は全てHistory社から出ている上記CD40枚組である。
基本形+Vocal … アイヴィー・アンダーソン(Ivie Anderson) ⇒ In
| 収録 | 邦題 | 原題 | 録音日 | レコード会社 |
| CD11-16. | ムーン・オーヴァー・ディキシー | Moon over dixie | 2月2日 | Brunswick |
| CD11-17. | スイングしなけりゃ意味ないね | It don't mean a thing (if it ain't got that swing) | 2月2日 | Brunswick |
| CD11-18. | レイジー・ラプソディー | Lazy rhapsody | 2月2日 | Brunswick |
| CD11-19. | ムード・インディゴ/ホット・アンド・バザード/クレオール・ラヴ・コール | Mood indigo Hot and bothered Creole love call | 2月3日 | RCA |
| CD11-20. | ブルー・チューン | Blue tune | 2月4日 | Brunswick |
| CD12-1. | ベイビー、ホエン・ユー・エイント・ゼア | Baby , when you ain't there | 2月4日 | Brunswick |
| CD12-2. | イースト・セント・ルイス・トゥードル・オー・2/ロッツ・オブ・フィンガーズ/黒と茶の幻想 | East St.Louis toodle-Oo2 Lot's O’fingers Black and tan fantasy | 2月9日 | RCA |
| CD12-3. | ダイアナ | Dinah | 2月9日 | RCA |
| CD12-4. | ビューグル・コール・ラグ | Bugle call rag | 2月9日 | RCA |
| CD12-5. | セント・ルイス・ブルース | St. Louis blues | 2月11日 | ARC |
| CD12-6. | クレオール・ラヴ・コール | Creole love call | 2月11日 | ARC |
| CD12-7. | ローズ・ルーム | Rose room | 2月11日 | ARC |
1932年2月にはまとめて12曲の録音が行われており、歌手が加わったりバンド名が変わったりしているが、メンバー自体には移動はないのでパーソネルは略すことにする。
CD11-16.[ムーン・オーヴァー・ディキシー]
アンサンブルをAsがリードし、2本のミュートTpがソロを取るが、最初はクーティーか?ヴォーカルが入るが、歌っているのはソニー・グリアという。それでヴォーカル終了までバックにドラムの音が聴こえないのかな。ヴォーカル後のアンサンブルが見事。
CD11-17.[スイングしなけりゃ意味ないね]
デューク超有名大ヒット曲。去年加入したアイヴィー・アンダーソンの初の吹込み。”It don't mean a thing if it ain't got that swing”と歌うとバックがワウワウ・ミュートで応じる演出が既に行われている。スキャットを含めてアイヴィーのヴォーカルが実に力強い。多分ホッジスと思われるアルト・ソロも聴き応えがあり、自前エコー演出エンディングも面白い。
曲のタイトル”It don't mean a thing if it ain't got that swing”は、ババー・マイレイのモットーだったという(Time-Life)。
CD11-18.[レイジー・ラプソディー]
エリントンの作。確かにけだるいようなゆったりとしたナンバーで、ささやくようなクーティーのヴォーカルが聴かれる。
CD11-19.[ムード・インディゴ/ホット・アンド・バザード/クレオール・ラヴ・コール]
冒頭で触れたヒット曲3曲のメドレー。このようなメドレー演奏はこれまでなかったのではないか?
「ムード・インディゴ」のTpソロ、エリントンのPとも素晴らしいと思う。一転した「ホット・アンド・バザード」ではテンポを上げ見事なアンサンブルを聴かせる。そして「クレオール・ラヴ・コール」では、テンポを落としてメローなムードを醸し出し、クーティー(?)のミュートTp、ビガード(?)の朗々たるClソロが素晴らしい。全体で7分30秒を越す大作だが録音については先に触れたが、どうやって発売したのだろうか。30センチ盤でも収容できないと思われる。
CD11-20.[ブルー・チューン]
エリントンの作。ゆったりとした曲でブルーでアンニュイな雰囲気が漂っている。
CD12-1.[ベイビー、ホエン・ユー・エイント・ゼア]
ヴォーカル入りで、Historyは歌手をフランク・マーヴィン(Frank Marvin)としているが、Ellingtonia及びTime-Lifeではクーティー・ウィリアムスとする。声を聞く限りクーティーとしか思えない。
エリントン風ブルース・ナンバー。頭からリフのようなフレーズに乗って低中音域で吹くホッジス、次いでエレガントなビガード、ちょっと変わった音のナントンとソロが続く。クーティーのヴォーカルの後に再びホッジスのソロが入る。リフ以外これといったメロディーはないという曲でこういう展開は現代でもというか現代でこそよく見かけるというか耳にする。そういう意味では非常に先駆的だと思う。ヴァイブラフォーンのような音が聴こえるが、これはソニー・グリアのオーケストラ・ベルだという。しかしオーケストラ・ベルという楽器はなくヴァイブラフォンを幾つかぶら下げて使っているのではないかという。これは意外に効果的に聴こえる。
CD12-2.[イースト・セント・ルイス・トゥードル・オー・2/ロッツ・オブ・フィンガーズ/黒と茶の幻想]
前回のメドレーが評判が良かったのかもう少し実験をしたかったのか再びのメドレーである。最初の「イースト・セント・ルイス・トゥードル・オー」はかなりテンポを落としての演奏である。次の「ロッツ・オブ・フィンガーズ」は余り馴染みのない曲だが、エリントンのソロ曲でたくさんの指というタイトル通りエリントンのピアノ・テクニックをアピールする曲のようだ。そしてグッとテンポを落として「黒と茶の幻想」となる。これも全体で7分30秒に渡る大作。
CD12-3.[ダイアナ]
日本ではディック・ミネで有名なダイアナである。最初のヴォーカルはソニー・グリア―、後で出てくるスキャットっぽいヴォーカルがクーティー・ウィリアムスであろう。
CD12-4.[ビューグル・コール・ラグ]
1928年に一度吹き込んでいるがその後ジャック・ティーガーデンなどが取り上げた人気曲である。短いがブラウドのベース・ソロが聴かれる。途中ピーナッツ・ヴェンダーのフレーズなどが出てくる。意外性のある面白いナンバーで仕立てている。
CD12-5.[セント・ルイス・ブルース]
ここから3曲は"Bing Crosby with Duke Ellington & his famous Orchestra"名義である。
人気歌手ビング・クロスビーのバックを務めたナンバー。ヴォーカル前の2本のミュートTpが素晴らしい。クロスビーが歌うとさすがに黒っぽさが全くなく上品な仕上がりだが、やはり少々物足りない感じがする。エリントンは途中テンポを倍にしたり、クロスビーにスキャットを歌わせたりと変化をつけている。
CD12-6.[クレオール・ラヴ・コール]
演奏のみのナンバーで、クロスビーの歌う[セント・ルイス・ブルース]のB面で発売されたようだ。A面に人気歌手のブルース・ナンバーを収録したので、調子を合わせるためにB面もメロディアスなナンバーを収録し、広い層でのヒットを狙ったと思う。ここでもブラウドのベースがビンビンと響いている。<
CD12-7.[ローズ・ルーム]
後にBGとチャーリー・クリスチャンの共演で有名になった曲。ビガード(?)のクラリネット、デュークのピアノソロが入る。完全なスイングのナンバーである。
5月の録音においてもEllingtoniaでは、Tbにローレンス・ブラウンの記載がない。
またHistoryではサックスにオットー・ハードウィックが復帰したとあるが、Ellingtoniaにはその記載は無い。
| 収録 | 邦題 | 原題 | 録音日 | レコード会社 |
| CD12-8. | ブルー・ハーレム | Blue Harlem | 5月16日 | ARC |
| CD12-9. | アラブの酋長 | The shiek of Araby | 5月16日 | ARC |
| CD12-10. | スワンピー・リヴァー | Swampy river | 5月17日 | ARC |
| CD12-11. | ファースト・アンド・フリアス | Fast and furious | 5月17日 | ARC |
| CD12-12. | ベスト・ウィッシェズ | Best wishes | 5月17日 | ARC |
| CD12-13. | スリッパリー・ホーン | Slippery horn | 5月18日 | ARC |
| CD12-14. | ブルー・ランブル | Blue ramble | 5月18日 | ARC |
| CD12-15. | クラウズ・イン・マイ・ハート | Clouds in my heart | 5月18日 | ARC |
CD12-8.[ブルー・ハーレム]
エリントンの作。ここでもブラウドのBソロが聴かれる。この時期デュークはベース・ソロが気に入っていたのだろうか。
CD12-9.[アラブの酋長]
レッド・ニコルスやベニー・グッドマンなども吹き込んでいる人気曲。トロンボーン、クラリネットをフューチャーした曲。
CD12-10.[スワンピー・リヴァー]
エリントンの作。デュークのピアノをフューチャーしたナンバー。
CD12-11.[ファースト・アンド・フリアス]
前曲『スワンピー・リヴァー』同様デュークのピアノをフューチャーしたナンバー。速いテンポでそのテクニックぶりを見せつけるような演奏だ。アンサンブルは終わり近くに少し入るだけである。
CD12-12.[ベスト・ウィッシェズ]
一転してゆったりとしたメローなナンバー。エリントンの作。ソロはまずAs(ホッジスか?)、合奏を挟んでミュートTp(クーティーか?)。
CD12-13.[スリッパリー・ホーン]
エリントン作。アンサンブルの後低音を使ったClソロ、アンサンブルのストップ・タイムをバックにしたTbソロからエンディングに向かう。
CD12-14.[ブルー・ランブル]
これもエリントン作。Asのリードするアンサンブル、TpリードのアンサンブルからAsリードのアンサンブルとなって終わる。
CD12-15.[クラウズ・イン・マイ・ハート]
アンサンブル中心のメロディアスなナンバーで、これもClをフューチャーしている。
9月の録音においてもEllingtoniaでは、Tbにローレンス・ブラウン、サックスにオットー・ハードウィック共記載は無い。
| 収録 | 邦題 | 原題 | 録音日 | レコード会社 |
| CD12-16. | ブルー・ムード | Blue mood | 9月19日 | ARC |
| CD12-17. | ダッキー・ワッキー | Ducky Wucky | 9月19日 | ARC |
| CD12-18. | ジャズ・カクテル | Jazz Cocktail | 9月21日 | ARC |
| CD12-19. | ライトニン | Lightnin’ | 9月21日 | ARC |
| CD12-20. | マオリ | Maori | 9月21日 | RCA |
| CD13-1. | スターズ | Stars | 9月22日 | ARC |
| CD13-2. | スイング・ロウ | Swing low | 9月22日 | ARC |
CD12-16.[ブルー・ムード]
アーヴィング・ミルズの作。スローでメランコリックなナンバーで、全篇ほぼアンサンブルのナンバー。
CD12-17.[ダッキー・ワッキー]
エリントンとビガードの共作。Tbのリードするアンサンブルで始まる。続いてCl、Tpとソロが続きアンサンブルを挟んで再びTpソロからアンサンブルとなる。
CD12-18.[ジャズ・カクテル]
CD-18、19の2曲はHistoryによれば、ベニー・カーター(Benny Carter)がアレンジを担当したとあるが、Ellingtoniaには何の記載もない。僕のタコ耳ではカーターのアレンジかどうかを判断できない。ただ、Historyも記述に関しては疎かにできず、Ellintoniaの誤りが散見できるこれまでの事情を鑑みるとあり得るとは思う。ただそう言われて聴くとちょっといつもと違う感じもする。
頭からビガードと思えるソロから入る。対話形式のアンサンブル後、Tp、Tb、Bs、Asの短いソロが続く。
CD12-19.[ライトニン]
カーネィのBsをフューチャーしたナンバーと思ったら、Cl、Pなど短いソロが入り、エンディングに向かうアンサンブルなどは、いつものエリントン楽団風ではないような気もする。
CD12-20.[マオリ]
Ellingtoniaでは他に“Jive stomo”、“Sophisticated lady”、“Margie”の3曲が吹き込まれたが”unissued”とある。この曲も以前吹き込んだことがあるナンバーである。
CD13-1.[スターズ]
ヴォーカル入りナンバーである。Ellingtoniaにはヴォーカルの記載がないがHistoryではフランク・マーヴィンとなっている。ポップス路線を狙ったスイートでメロウなナンバーであろう。
CD13-2.[スイング・ロウ]
ジェンキンスとエリントンの共作となっている。ジェンキンスとはフレディ・ジェンキンスであろう。こちらはインスト・ナンバーで、明るい曲調である。頭からTpソロが入るがこれは作者のジェンキンスであろう。アンサンブルそして短いTbソロの後カーネイのBsソロを割と長めに聴くことができる。そしてClソロでエンディングを迎える。
Ellingtoniaにローレンス・ブラウンの名前が入り、リード部門にもオットー・ハードウィックの名も載っている。しかしEllingtonia、History共バーニー・ビガードが抜けている。ただビガードは翌33年1月の録音から復帰しているので、たまたま都合が悪かったのだろう。
| 収録 | 邦題 | 原題 | 録音日 | レコード会社 |
| CD13-3. | ベイビー! | Baby ! | 12月22日 | ARC |
| CD13-4. | エニー・タイム、エニー・デイ、エニー・ホエア | Any time , any day , anywhere | 12月22日 | ARC |
| CD13-5. | デルタ・バウンド | Delta bound | 12月22日 | ARC |
| CD13-6. | ディガ・ディガ・ドゥ | Diga diga doo | 12月22日 | ARC |
| CD13-7. | 捧げるは愛のみ | I can't give you anything but love | 12月22日 | ARC |
| CD13-8. | ポーギー | Porgy | 12月22日 | ARC |
CD13-3.[ベイビー!]
女性ヴォーカルが入る。どう聴いてもアイヴィー・アンダーソンではない。Historyには記載がなく、Ellingtoniaでは、アデレイド・ホールとなっている。アデレイドは1927年の「クレオール・ラヴ・コール」、「私の好きなブルース」で起用された歌手である。ずいぶんとご無沙汰である。いかにもレヴューのシンガーという歌いっぷりだが、この時点で大物度合いでいえば彼女の方が上だったのかもしれない。ソロはミュートTpのみだが、なかなか素晴らしい。
CD13-4.[エニー・タイム、エニー・デイ、エニー・ホエア]
ゆったりとしたテンポのメローでスイートなインスト・ナンバー。ソロではクラリネットがフューチャーされているが、この録音ではビガードがいない。こういう場合誰が吹いているのだろう、ホッジスかな?。
CD13-5.[デルタ・バウンド]
これもアデレイド・ホールのヴォーカル入り。エリントンとの録音で初めて普通に歌ったナンバーである。これはこれでいい感じだと思うのだが、なぜデュークは彼女についてこういう起用をしなかったのだろう。
CD13-6.[ディガ・ディガ・ドゥ]
ヴォーカルはコーラス・グループの草分け、ザ・ミルズ・ブラザーズ。この時点なので長兄のジョンが加わった、ハーバート、ハリーそしてドナルドの4人兄弟による息の合ったコーラスが聴ける。ソロはミュートTp。
CD13-7.[捧げるは愛のみ]
CD13-7と8もヴォーカル・ナンバーで、Historyには歌手名の記載は無く、Ellintoniaではエセル・ウォーターズであるとしている。それどころかバンド名も「エセル・ウォーターズ・ウィズ・デューク・エリントン・アンド・ヒズ・フェイマス・オーケストラ(Ethel Waters with Duke Ellington & his famous Orchestra)」である。この時点では、エセルの方が大物度が高かったのであろう。
CD13-7.捧げるは愛のみ
以前ルイ・アームストロングの1929年のヴォーカルを取り上げたことがあったスタンダード・ナンバー。しかし元はといえば1928年「ブラックバーズ」レヴューにおいてアデレイド・ホールが歌ってヒットしたナンバーであるという。自分が共演している歌手のヒット曲を他の歌手に歌わせるということを決めたのはデュークなのかそれとも当時はそのような風習があったのか分からないがちょっとしっくりこない感じがする。
しかしエセルはヴァ―スから丁寧に歌っている。時折男性の声を思わせるような低音を駆使しながら、そして時には可愛ささえ感じさせながら実に聴き応えのあるナンバーに仕上げている。バック・コーラスはミルズ・ブラザーズかもしれない。
CD13-8.[ポーギー]
「ポーギー」というと「ポーギーとべス」を思い起こすが、ガーシュインが「ポーギーとべス」を書くのは1935年のことなので全く関係のない曲である。こちらもヴァ―スも含めて丁寧に歌いこんでいる。何と表現力が豊かなことか。ただメロディが何となく、「捧げるは愛のみ」に似ている感じがする。
ある本によると1932年が不況がそこになったどん底の年だったという。エリントンも生き残るため、楽団を維持するために必死だったと思う。そのことがヴァリエーション豊かなレコーディングに繋がったという面もあるかもしれない。
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