グレン・ミラー 1941年

Glenn Miller 1941

まさに絶好調のグレン・ミラー・オーケストラの1941年の録音。右の写真の真中にコーラス・グループらしき人々が写っているので、モダネアーズを含めた1941年の写真かもしれない。
音源は全て「グレン・ミラー/オリジナル・ベスト・コレクション」(RCA RA-9001-02)である。

<Date&Place> … 1941年1月17日 録音

<Personnel> … グレン・ミラー・アンド・ヒズ・オーケストラ(Glenn Miller and his orchestra)

Trombone & Band Leaderグレン・ミラーGlenn Miller
Trumpetクライド・ハーレイClyde Hurleyレー・ノウルズLegh Knowlesザケ・ザーキーZeke Zarchyジョニー・ベストJohnny Best
Tromboneジミー・プリディJimmy Priddyポール・タナ―Paul Tannerフランク・ダノルフォFrank D'Annolfo
Clarinet & Alto saxウィルバー・シュワルツWilbur Schwartz
Alto saxハル・マッキンタイヤーHal McIntyre
Alto & Baritone saxアーニー・キャサレスErnie Caceres
Tenor saxテックス・べネキーTex Benekeアル・クリンクAl Klink
Pianoチャミー・マクレガーChummy MacGregor
Guitarジャック・ラスロップJack Lathrop
Bassロウランド・バンドックRowland Bundock
Drumsモーリス・パーティルMaurice Purtill
Vocalマリオン・ハットンMarion Huttonレイ・エバールRay Eberle

1940年12月13日と同じ。

<Contents>

record2 A-6.「ヴォルガの舟歌」(Song of the Volga boatman)
有名なロシア民謡をユーモラスにアレンジしたもの。アレンジはビル・フィネガン、ミュートによるTp、Tsなどのソロも聴けるが、後半手拍子をバックにしたTbセクションのフーガ風な扱いも面白い。

<Date&Place> … 1941年2月20日 録音

<Personnel> … グレン・ミラー・アンド・ヒズ・オーケストラ(Glenn Miller and his orchestra)

前回1月17日と同じ。

<Contents>

record2 A-7.「サン・ヴァレー・ジャンプ」(Sun valley jump)
 映画「銀嶺セレナーデ」にミラー楽団が出演した時にジェリー・グレイが書き下ろしたジャンプ・ナンバーで形式はAA’BA32小節で、ビリー・メイのTp、ハル・マッキンタイアのClのソロがフューチャーされる。

<Date&Place> … 1941年5月7日 録音

<Personnel> … グレン・ミラー・アンド・ヒズ・オーケストラ(Glenn Miller and his orchestra)

Chorus … ザ・モダネアーズ(The Modernaires) ⇒ In
以外2月20日と同じ。

<Contents>

record2 B-1.「チャタヌガ・チュー・チュー」(Chatanooga choo choo)
「サン・ヴァレー・ジャンプ」と同じく映画「銀嶺セレナーデ」のために書かれた主題歌の一つ。世界で最初のゴールド・ディスク授与曲となったほど大ヒットした。ハリー・ウォーレン(作曲)、マック・ゴードン(作詞)のノヴェルティ・ナンバー。映画では黒人アクロバット・タップのデュオ、ニコラス・ブラザーズが歌って踊る楽しい見せ場を作っていたという。映画「グレン・ミラー物語」でも使われた。レコードの方ではTs奏者テックス・ベネキーがヴォーカリストとしてコーラス・グループ、ザ・モダネアーズと掛け合いでユーモラスに歌っている。

<Date&Place> … 1941年11月3日 録音

<Personnel> … グレン・ミラー・アンド・ヒズ・オーケストラ(Glenn Miller and his orchestra)

Trumpet … アレック・フィラ(Alec Fila) ⇒ In
Sax … ハル・マッキンタイヤー ⇒ ベイブ・ラッシン(Babe Russin)
Cornet & Guitar … ボビー・ハケット(Bobby Hackett) ⇒ In
Guitar … ジャック・ラスロップ ⇒ Out
Bass … ロウランド・バンドック ⇒ ドク・ゴールドバーグ(Doc Goldberg)

<Contents>

record2 B-2.「真珠の首飾り」(A string of pearls)
これもジェリー・グレイのオリジナルでミラー楽団の代表作の一つ。エレガントでロマンティックな曲想もさることながら、サックス・ブラス両セクションを見事にかみ合わせて歌い上げるメロディはダンスに最適で、中間にフューチャーされる寛いだTpソロはビックス・ベイダーベックの再来と言われたボビー・ハケットが吹いている。ハケットはミラー楽団で普段はギターを弾いていただけに彼がプレイしたソロは珍しい。「タキシード・ジャンクション」とともにジャズ・アレンジとしても素晴らしい古典的名作で、これもベスト・セラーをマークした。

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