ジャック・ティーガーデン 1938年

Jack Teagarden 1938

ジャック・ティーガーデンの1938年の録音はエディ・コンドン名義の吹込みに参加したものしか持っていない。名手として名高いティーガーデンが前年1937、この年とリーダー作が見当たらないのである。一体どうしたのだろうか?

<Date&Place> … 1938年4月30日 ニュー・ヨークにて録音

<Personnel> … エディ・コンドンと彼のウィンディ・シティ・セヴン(Eddie Condon and his Windy City Seven)

Bandleader&Guitarエディ・コンドンEddie Condon
Cornetボビー・ハケットBobby Hackett
Tromboneジャック・ティーガーデンJack Teagarden
Clarinetピー・ウィー・ラッセルPee Wee Russell
Tenor saxバド・フリーマンBud Freeman
Pianoジェス・ステイシーJess Stacy
Bassアーティー・シャピロArtie Shapiro
Drumsジョージ・ウェットリングGeorge Wettling

<Contents> … "Eddie Condon/That's a serious thing"(History 20.3008-HI)

CD1-5.エンブレイサブル・ユーEmbraceable you
CD2-10.ダイアンDiane
CD2-11.セレナーデ・トゥ・ア・シャイロックSerenade to a Shylock
CD1-5.「エンブレイサブル・ユー」
ガーシュインの作で現代でもよく取り上げられるスタンダード・ナンバー。ハケットのリードするテーマ吹奏の後、フリーマンのソロとなる。続いてティーガーデン(Tb)、ラッセル(Cl)、ハケット(Tp)がソロを取るが、いずれもリリカルでメロウな雰囲気を醸し出す好ソロの連続である。特にティーガーデンはさすがの力量を示し聴き応えのある素晴らしいソロを取る。またハケットのソロの時にリズム・パターンを変える工夫も見られる。当時の力作の一つではないかと思う。
CD2-10.「ダイアン」
ちょっとしたピアノのイントロの後、ティーガーデンがソロを取るがさすがに聴かせる。続くフリーマンも負けじといいソロを取るが、何となくレスター風である。続いてハケットのリードするアンサンブルとなり、エンディングでは再びティーガーデンが締める。
CD2-11.「セレナーデ・トゥ・ア・シャイロック」
ブルースで、ヴォーカル入り。声を聴いてティーガーデンだと分かる。ヴォーカルの後ソロを取るのもティーガーデン。そしてフリーマン、ハケットが続く。いずれも好ソロだ。そして短いドラム・ソロが入りラッセルのソロから倍テンポとなり、ディキシー風アンサンブルで締め括る。

このWebサイトについてのご意見、ご感想は、メールでお送りください。

お寄せいただいたご意見等は本文にて取り上げさせていただくことがあります。予めご了承ください。