ジャック・ティーガーデン 1939年

Jack Teagarden 1939

今回はジャック・ティーガーデンの1939年の吹込みを聴いていこう。名義は全て彼自身のものとなっている。

<Date&Place> … 1939年4月14日 録音

<Personnel> … ジャック・ティーガーデン・アンド・ヒズ・オーケストラ(Jack Teagarden and his Orchestra)

Bandleader , Trombone & Vocalジャック・ティーガーデンJack Teagarden
Trumpetチャーリー・スピヴァクCharlie Spivakカール・ギャルヴィンCarl Garvinアレック・フィラAlec Fila
Tromboneホセ・グティレスJose Gutierrezマーク・ベネットMark Bennettレッド・ボーンRed Bone
Clarinet & Alto saxアーニー・キャセレスErnie Caceresクリント・ギャルヴィンClint Garvin
Tenor saxジョン・ヴァン・エプスJohn Van Epsハブ・リトルHub Lytle
Alto & Baritone saxアート・セント・ジョンArt St. John
Pianoジョン・アンダーソンJohn Anderson
Guitarアラン・リュースAllan Reuss
Bassアーティー・ミラーArtie Miller
Drumsクロイス・ティーガーデンClois Teagarden

<Contents> … "Jack Teagarden/King of the blues trombone"(Epic JSN 6044)

Record3 A-6.ペルシャのラグPersian rug
Record3 B-1.ブルースを歌おうI gotta right to sing the blues

ティーガーデン名義の本格的なビッグ・バンドによる吹込みである。A-6.とB-1.は同日の録音だが、パーソネルにかなり移動がある。上記はA-6のパーソネル、B-1.での移動分は以下の通りである。何故同日で4人ものメンバーが入れ替わったのだろう?ともかく以下移動だけを示す。
Trumpetアレック・フィラリー・キャッスルLee Castle
Tromboneレッド・ボーンチャールズ・マキャミッシュCharles McCamish
Pianoジョン・アンダーソンジャック・ラッシンJack Russin
Drumsクロイス・ティーガーデンディヴ・タフDave Tough

Record3 A-6.「ペルシャのラグ」
アンサンブルを挟んで短いソロが披露されるインスト・ナンバー。アンサンブルが見事である。
Record3 B-1.「ブルースを歌おう」
ビリー・ホリディもコモドア・レコードの吹込みで歌っていたナンバー。ブルースとタイトルにあるがブルースではない。ティーガーデンのTbソロで始まる。テナー・ソロはリトル。アレンジはTbのレッド・ボーン。ティーガーデンは本当にいいバリトン・ヴォイスをしている。リトルのTsソロも寛いだ感じでいい。

<Date&Place> … 1939年8月25日 録音

<Personnel> … ジャック・ティーガーデン・アンド・ヒズ・オーケストラ(Jack Teagarden and his Orchestra)

4月14日「ブルースを歌おう」と同じメンバー。

<Contents> … "Jack Teagarden/King of the blues trombone"(Epic JSN 6044)

Record3 B-2.「ペグ・オー・マイ・ハート」(Peg O'my heart)
しっとりとしたスロウ・バラード。ソロはティーガーデンのみで、情感豊かに吹いている。これもアレンジはレッド・ボーン。

<Date&Place> … 1939年10月6日 録音

<Personnel> … ジャック・ティーガーデン・アンド・ヒズ・オーケストラ(Jack Teagarden and his Orchestra)

Trombone … チャールズ・マキャミッシュ ⇒ エディ・ダドリーEddie Dudley
以外8月25日とと同じメンバー

<Contents> … "Jack Teagarden/King of the blues trombone"(Epic JSN 6044)

Record3 A-7.マディ・リヴァー・ブルースMuddy river blues
Record3 A-8.ウォルヴェリン・ブルースWolverine blues
Record3 A-7.「マディ・リヴァー・ブルース」
まずティーガーデンのTbソロ、ヴォーカルが入り、アンサンブルの後リトル(Ts)、キャセレス(Cl)のソロが聴かれる。
Record3 A-8.「ウォルヴェリン・ブルース」
ジェリー・ロール・モートンの作で、ビックス・バイダーベックなどの演奏していたナンバー。ここではディキシーをビッグ・バンドのアレンジで演奏するところが聴かせ処なのだろう。ここでもアンサンブルを挟んで短いソロが配される。ギターのリュースのソロは珍しい。

<Date&Place> … 1939年11月1日 録音

<Personnel> … ジャック・ティーガーデン・アンド・ヒズ・オーケストラ(Jack Teagarden and his Orchestra)

Trumpetチャーリー・スピヴァクフランク・ライヤーソンFrank Ryerson
Tromboneエディ・ダドリーチャールズ・マキャミッシュCharles McCamish
Bassアート・ミラーボニー・ポットルBonnie Pottle
以外10月6日とと同じメンバー。

<Contents> … "Jack Teagarden/King of the blues trombone"(Epic JSN 6044)

Record3 B-3.ビール・ストリート・ブルースBeale street blues
Record3 B-4.スインギン・オン・ザ・ティーガーデン・ゲイトSwingin’ on the teagarden gate
Record3 B-3.「ビール・ストリート・ブルース」
W.C.ハンディ作のディキシーのスタンダード・ナンバー。ティーガーデンの余裕あるヴォーカルがいい。
Record3 B-4.「スインギン・オン・ザ・ティーガーデン・ゲイト」
少しテンポを上げたスイング・ナンバー。インストのみヴォーカルは無し。

この吹込みではこれまであまり演奏していなかったディキシー風のナンバーが取り上げられている。バンドの個性を打ち出そうとしたのであろうか。

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