ジャック・ティーガーデン 1939年
Jack Teagarden 1939
今回はジャック・ティーガーデンの1939年の吹込みを聴いていこう。名義は全て彼自身のものとなっている。
<Date&Place> … 1939年4月14日 録音
<Personnel> … ジャック・ティーガーデン・アンド・ヒズ・オーケストラ(Jack Teagarden and his Orchestra)
<Contents> … "Jack Teagarden/King of the blues trombone"(Epic JSN 6044)
| Record3 A-6. | ペルシャのラグ | Persian rug |
| Record3 B-1. | ブルースを歌おう | I gotta right to sing the blues |
ティーガーデン名義の本格的なビッグ・バンドによる吹込みである。A-6.とB-1.は同日の録音だが、パーソネルにかなり移動がある。上記はA-6のパーソネル、B-1.での移動分は以下の通りである。何故同日で4人ものメンバーが入れ替わったのだろう?ともかく以下移動だけを示す。
Record3 A-6.「ペルシャのラグ」
アンサンブルを挟んで短いソロが披露されるインスト・ナンバー。アンサンブルが見事である。
Record3 B-1.「ブルースを歌おう」
ビリー・ホリディもコモドア・レコードの吹込みで歌っていたナンバー。ブルースとタイトルにあるがブルースではない。ティーガーデンのTbソロで始まる。テナー・ソロはリトル。アレンジはTbのレッド・ボーン。ティーガーデンは本当にいいバリトン・ヴォイスをしている。リトルのTsソロも寛いだ感じでいい。
<Date&Place> … 1939年8月25日 録音
<Personnel> … ジャック・ティーガーデン・アンド・ヒズ・オーケストラ(Jack Teagarden and his Orchestra)
4月14日「ブルースを歌おう」と同じメンバー。
<Contents> … "Jack Teagarden/King of the blues trombone"(Epic JSN 6044)
Record3 B-2.「ペグ・オー・マイ・ハート」(Peg O'my heart)
しっとりとしたスロウ・バラード。ソロはティーガーデンのみで、情感豊かに吹いている。これもアレンジはレッド・ボーン。
<Date&Place> … 1939年10月6日 録音
<Personnel> … ジャック・ティーガーデン・アンド・ヒズ・オーケストラ(Jack Teagarden and his Orchestra)
Trombone … チャールズ・マキャミッシュ ⇒ エディ・ダドリーEddie Dudley
以外8月25日とと同じメンバー
<Contents> … "Jack Teagarden/King of the blues trombone"(Epic JSN 6044)
| Record3 A-7. | マディ・リヴァー・ブルース | Muddy river blues |
| Record3 A-8. | ウォルヴェリン・ブルース | Wolverine blues |
Record3 A-7.「マディ・リヴァー・ブルース」
まずティーガーデンのTbソロ、ヴォーカルが入り、アンサンブルの後リトル(Ts)、キャセレス(Cl)のソロが聴かれる。
Record3 A-8.「ウォルヴェリン・ブルース」
ジェリー・ロール・モートンの作で、ビックス・バイダーベックなどの演奏していたナンバー。ここではディキシーをビッグ・バンドのアレンジで演奏するところが聴かせ処なのだろう。ここでもアンサンブルを挟んで短いソロが配される。ギターのリュースのソロは珍しい。
<Date&Place> … 1939年11月1日 録音
<Personnel> … ジャック・ティーガーデン・アンド・ヒズ・オーケストラ(Jack Teagarden and his Orchestra)
以外10月6日とと同じメンバー。
<Contents> … "Jack Teagarden/King of the blues trombone"(Epic JSN 6044)
| Record3 B-3. | ビール・ストリート・ブルース | Beale street blues |
| Record3 B-4. | スインギン・オン・ザ・ティーガーデン・ゲイト | Swingin’ on the teagarden gate |
Record3 B-3.「ビール・ストリート・ブルース」
W.C.ハンディ作のディキシーのスタンダード・ナンバー。ティーガーデンの余裕あるヴォーカルがいい。
Record3 B-4.「スインギン・オン・ザ・ティーガーデン・ゲイト」
少しテンポを上げたスイング・ナンバー。インストのみヴォーカルは無し。
この吹込みではこれまであまり演奏していなかったディキシー風のナンバーが取り上げられている。バンドの個性を打ち出そうとしたのであろうか。
このWebサイトについてのご意見、ご感想は、メールでお送りください。
お寄せいただいたご意見等は本文にて取り上げさせていただくことがあります。予めご了承ください。