僕の持っているジェイムズ・P・ジョンソンの1925年の録音は2曲である。
| Vocal | … | ペリー・ブラッドフォード | Perry Bradford | |||
| Cornet | … | ルイ・アームストロング | Louis Armstrong | |||
| Trombone | … | チャーリー・グリーン | Charlie Green | |||
| Clarinet | … | バスター・ベイリ― | Buster Bailey | |||
| Alto sax | … | ドン・レッドマン | Don Redman | |||
| Piano | … | ジェームス・P・ジョンソン | James P Johnson | |||
| Drums | … | カイザー・マーシャル | Kaiser Marshall | |||
| ※Banjo | … | サム・スピード | Sam Speed | or | チャーリー・ディクソン | Charlie Dixon |
| A面3. | ルーシー・ロング | Lucy long |
| A面4. | アイ・エイント・ゴナ・プレイ・ノー・セカンド・フィドル | I ain’t gonna play no second fiddle |
まずバンド名である。”phools ”が分からない。「Yahoo知恵袋」に質問している方がいて、答えは「ヒンディー語で『花』という意味」と答えられている。よく知っているものだ。そのまま訳せば「ペリー・ブラッドフォードのジャズの花達」ということになるが、”phools ”は”Fool ”にかけているのだろう。ルイ、グリーン、ベイリー、レッドマン、マーシャルは当時フレッチャー・ヘンダーソン楽団のメンバー。レコード「若き日のルイ」にはバンジョーの記載はないが、Web版ディスコグラフィーでは、サム・スピードかチャーリー・ディクソンとしている。聴いたところバンジョーは入っていないような気がするが、合奏のところどころで音が聞こえるような気もする。どちらにせよ重要な役割は果たしていない。
ピアノに「ストライド・ピアノの父」と言われるジェームス・P・ジョンソンが加わっているが、シュラー氏も「若き日のルイ」解説の油井氏も何もコメントしていない。楽器による合奏中はほとんど聴こえないが、ブラッドフォードのヴォーカルのバックで弾いているのはよく分かる。ベッシー・スミスが最も好んだといわれるように、実にうまい伴奏で歌い易そうである。
2曲楽曲中特にA面4.アイ・エイント・ゴナ・プレイ・ノー・セカンド・フィドルにおけるルイのソロが凄まじい。詳しくは「ルイ・アームストロング 1925年」を参照のこと。