ジミー・ランスフォード 1935年

Jimmy Lunceford 1935

<Date & Place> … 1935年5月29日、9月23日、12月23日 ニューヨークにて録音

<Personnel> … ジミー・ランスフォード・アンド・ヒズ・オーケストラ(Jimmy Lunceford and his Orchestra)

Band leader & Directionジミー・ランスフォードJimmy Lunceford
Trumpetエディー・トンプキンスEddie Tompkinsポール・ウエブスターPaul Websterサイ・オリヴァーSy Oliver
Tromboneラッセル・ボウルズRussell Bowles
Trombone & Guitarエディー・ダラムEddie Durham
Clarinet & Alto Saxウィリー・スミスWillie Smith
Alto Saxラフォーレ・デントLaforet Dentダン・グリッソンDan Grissom
Tenor Saxジョー・トーマスJoe Thomas
Baritone Saxアール・カルザーズEarl Carruthers
Pianoエド・ウィルコックスEd Wilcox
Guitarアル・ノリスAl Norris
Bassモーゼズ・アレンMoses Allen
Drums , Vibraphone & Bellsジミー・クロフォードJimmy Crawford
すべて同じメンバー。
前回1934年の録音からのメンバー移動
Trumpet … トミー・スティーヴンソ ⇒ ポール・ウエブスター
Trombone … ヘンリー・ウエルズ ⇒ Out
Trombone & Guitar … エディー・ダラム ⇒ In
Alto sax … ダン・グリッソン ⇒ In
「MCAジャズの歴史」では、Tpにエルマー・クランブリーが記載されているが、同日録音の"Jimmy Lunceford/Harlem shout"には記載がない。「ザ・ヴェリー・ベスト」には記載があるが、TpではなくTbとしている。よく分からないので、パーソネルには加えず、こういう違いがあることだけを書いておこう。

<Contents> … 各曲ごとに記載

ラプソディ・ジュニアRhapsody JR.5月29日「MCAジャズの歴史」(VIM-17〜19)
フォー・オア・ファイヴ・タイムスFour or five times5月29日 "Jimmy Lunceford/Harlem shout"(History 20.1913-HI)&「ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジミー・ランスフォード」(MCA WMC5-328)
スワニー・リヴァーSwanee river9月23日「ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジミー・ランスフォード」(MCA WMC5-328)
マイ・ブルー・ヘヴンMy blue heaven12月23日「ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジミー・ランスフォード」(MCA WMC5-328)
[ラプソディ・ジュニア]
「MCAジャズの歴史/Decca-MCA History of jazz」の解説を担当しているのは野口久光氏である。まずこの演奏を初めて聴かれた方はその素晴らしさに驚くであろうとし、34年キャブ・キャロウェイに代わってコットン・クラブの専属になった彼らは、同クラブの先輩専属バンド、デューク・エリントン・バンドの流れをくむ高度なアンサンブルと豊富なソロイストが魅力だったと述べている。そしてエリントン・ナンバーを好んでレパートリーに加えていたことは前に触れたが、これもその一つ。編曲はエディー・ダラムとピアノのウィルコックス。ソロはウィルコックス(P)、アンサンブルを挟んでラッセル・ボウルズ(Tb)、ウィリー・スミス(As)、アンサンブルを挟んでサイ・オリヴァー(Tp)、アンサンブルを挟んでダラム(Gt)、アンサンブルを挟んでトンプキンス(Tp)、再びウィルコックス(P)だという。
ダラムのギターがスティール・ギター風で面白い。しかしやはりアンサンブルが素晴らしい。相当複雑な編曲だと思うが、チーム・ワークが良いのだろういい効果を出している。
[フォー・オア・ファイヴ・タイムス]
洋盤で、残念ながら野口氏のような詳しい解説はない。編曲はサイ・オリヴァー。ヴォーカルが入るが、サイ・オリヴァー、ウィリー・スミス、ジョー・トーマスだというが、どこが誰がよく分からない。ちょっとおふざけの入った楽しい曲である。
[スワニー・リヴァー]
日本でもよく知られるフォスターの「スワニー河」を基にしたサイ・オリヴァー・アレンジの大ヒット作。2ビートに乗った合奏コーラスにおけるブラスとホーンのスインギーな絡み合いが興味深い。
[マイ・ブルー・ヘヴン]
これも「私の青い空」という邦題でおなじみにナンバー。サイ・オリヴァー・アレンジ最大のヒット・ナンバーの一つ。コーラスが見事。

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