ルイ・アームストロング 1936年
Louis Armstrong 1936
ルイの1936年最初の録音は、前レコーディングから1か月後の1月18日に行われた。メンバーは前録音と全く同じで、ルイ・ラッセルのバンドを従えている。
<Date&Place> … 1936年1月18日 ニューヨークにて録音
<Personnel> … ルイ・アームストロング・アンド・ヒズ・オーケストラ(Louis Armstrong & his orchestra)
<Contents> … "Louis Armstrong and his orchestra 1934-1936"(classics 509)
| CD-21. | ザ・ミュージック・ゴーズ・ラウンド・アンド・アラウンド | The music goes ‘round and around |
| CD-22. | リズム・セイヴド・ザ・ワールド | Rhythm saved the world |
CD-21.[ザ・ミュージック・ゴーズ・ラウンド・アンド・アラウンド]
いかにもヒット狙いのポップス・チューンという感じである。しかしヴォーカル後のTpソロはさすがに見事である。
CD-22.リズム・セイヴド・ザ・ワールド[]
前曲とカップリングで発売されたようで、前曲は「音楽は巡り巡る」、本曲は「リズムが世界を救う」といった「音楽はいいもんだよ」コンセプト・レコードだったと思われるが、どうだったのだろうか?色々な曲のメロディーを借用したり楽しい曲作りを目指したのがよく分かる。
<Date&Place> … 1936年2月4日 ニューヨークにて録音
<Personnel> … ルイ・アームストロング・アンド・ヒズ・オーケストラ(Louis Armstrong & his orchestra)
<Contents> … "Louis Armstrong and his orchestra 1934-1936"(classics 509)
CD-23.[アイム・プッティング・オール・マイ・エッグズ・イン・ワン・バスケット]()
I'm putting all my eggs in one basket
本CDでもっとも残念なのは、この日行われたセッションではもう1曲(”Yes! Yes! My! My!”)レコーディングされたが、収録されていない点である。それはスイング時代最高の白人Tp奏者バニー・ベリガンが加わっているからである。ジャズ史上最高のTp奏者の一人サッチモとベリガンの共演は僕の調べた限りこの日のセッションしかないはずである。そもそもこのセッションはどうして実現したのであろうか?評論家の先生方は何故書かないのであろうか?
曲構成は、イントロのTpソロ⇒Tsソロ⇒Tpリード⇒Cl⇒ヴォーカル⇒合奏⇒Tpソロ⇒エンディングで、どちらがベリガンでどちらがルイか?あるいはどちらもルイか?どちらも豪放で奔放な芸風は被るところがあるので悩むところだが、僕は全篇Tpソロはルイだと思う。
ディスコグラフィーを見ると、ルイはこの後4月28、29日、5月18日にルイ・ラッセルの楽団を率いてレコーディングを行い、7〜8月にかけてはハリウッドで映画「ぺニーズ・フロム・ヘヴン」に出演、8月7、17日トミー・ドーシーの楽団やビング・クロスビーと映画のサウンド・トラックを録音、8月18日はロス・アンゼルスでザ・ポリネシアンズと録音、ニュー・ヨークに戻ってラジオ・ショウ出演と活躍しているが残念ながら音源を保有していない。
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