本名:マハラ・ジャクソン(Mahala Jackson)
1911年10月26日ルイジアナ州ニュー・オリンズ生まれ。
1972年1月27日イリノイ州エヴァーグリーン・パークにて死去。
アメリカゴスペル歌手で20世紀最も影響力のあるヴォーカリストの一人。
40年に及ぶキャリアを持つジャクソンは、全米の黒人教会におけるゴスペルの発展と普及に多大貢献を行い「ゴスペルの女王」と呼ばれる。
ニュー・オーリンズの極貧の家庭で生まれ育った。幼いころよりベッシー・スミスやメイミー・スミスといった女性ブルース・シンガーの歌に親しんだという。
16歳の時に看護婦になることを志しシカゴに出、グレイター・セイムル・バプティスト教会に入り、初期のゴスペル・グループに一つザ・ジョンソン・シンガーズに加わった。
そこでその声を認められ、各地の教会を回って歌うようになった。
1937年最初のレコードを吹き込んだが、これはヒットとならず、10年後の47年に吹き込んだ「ムーヴ・オン・アップ・ア・リトル・ハイヤー(Move On Up a Little Higher)」が
200万枚を売り上げ、ビルボード・チャートで2位を記録するゴスペル音楽の初のヒットとなった。
これがきっかけとなってカーネギー・ホールに出演、1952年にはヨーロッパ巡演し絶賛を浴びた。
58年にはニューポート・ジャズ・フェスティヴァルに出演したが、それはそのフェスティヴァルのハイライトとなった。
その後定期的にテレビやラジオに出演し、1961年のジョン・F・ケネディの就任式で国歌を歌うなど、多くの大統領や国家元首のために歌った。
マーティン・ルーサー・キング牧師の熱心な支持者であり、公民権運動にも積極的に参加、1963年のワシントン大行進にも参加した。
「ブルースは絶望の歌、ゴスペルは希望の歌」と語り、ブルースを奏でる退廃的なナイト・クラブには修正出演しなかったことは有名。
「マヘリア・ジャクソン/グレーテスト・ヒット」(CBS SONX 60186)