ミルドレッド・ベイリー 1938年

Mildred Bailey 1938

[Chu Berry 1937・40]レコード・ジャケット

<Date&Place> … 1938年1月10日 ニュー・ヨークにて録音

<Personnel> … ミルドレッド・ベイリー・アンド・ハー・オーケストラ(Mildred Bailey and her Orchestra)

Vocal & Bandleaderミルドレッド・ベイリーMildred Bailey
Trumpetジミー・ブレイクJimmy Blake
Clarinetハンク・ダミコHank d’Amico
Tenor saxチュー・ベリーChu Berry
Pianoテディ・ウィルソンTeddy Wilson
Guitarアラン・リュースAllan Reuss
Bassピート・ピーターソンPete Peterson
Drumsディヴ・タフDave Tough

<Contents> … "Mildred Bailey/Her greatest performances"(Columbia JC3L-22)&"Chu Berry 1937・40"(Everybody's 1002)

Record2 A-6.&A-4.サンクス・フォー・ザ・メモリーThanks for the memory
Record2 A-8.フロム・ザ・ランド・オブ・ザ・スカイ・ブルー・ウォーターFrom the land of the sky blue water
A-5.恋人よ、我に帰れLover come back to me
Record2 A-6.&A-4.「サンクス・フォー・ザ・メモリー」
これは大好きな曲。ヴォーカルの後チュー・ベリーのTsソロが入る。実にソフトなふくよかな音色のソロである。
Record2 A-8.「フロム・ザ・ランド・オブ・ザ・スカイ・ブルー・ウォーター」
ヴォーカル後のテディ・ウィルソンのソロはやはり端正でいかにも彼らしい。ミルドレッドのヴォーカルは、どの部分化は言い難いが、何となくジャズ・ヴォーカルという感じがするなぁ。

A-5.「恋人よ、我に帰れ」
ヴォーカルの後先ずはダミコのClソロ、続いてチューのソフトなソロが出る。故油井正一氏は「“Lover come back to me”を彼女ほどうまく歌う歌手を知らない」と述べているが、本当に素晴らしい。
作家村上春樹氏は『ポートレイト・イン・ジャズ』においてビリー・ホリデイの”When you are smiling”(君微笑めば)を取り上げ以下の様に記す。
彼女(ビリー・ホリディ)は歌う、
「あなたが微笑めば、世界そのものが微笑む」(When you are smiling , the whole world smiles with you)
そして世界は微笑む。信じてもらえないかもしれないけれど、本当ににっこりほほ笑むのだ。
僕はこう記したい。
ミルドレッド・ベイリーは歌う、
「空は天高く青かった」(The sky was blue and high above)
そして空は晴れる。信じてもらえないかもしれないけれど、本当に空が天高く晴れ渡るのだ。

[Mildred Bailey/Her greatest performances]レコード・ジャケット

<Date&Place> … 1938年1月21日 録音

<Personnel> … レッド・ノーヴォ・アンド・ヒズ・オーケストラ(Red Norvo and his orchestra)

Xylophone & Bandleaderレッド・ヴォ―ヴォRed Norvo
Trumpetジミー・ブレイクJimmy Blakeゼケ・ザーキーZeke Zarcheyバーニー・ズデコフBarney Zudecoff
Tromboneアル・マストレンAl Mastrenウエス・ハインWes Hein
Alto saxハンク・ダミコHank d’Amicoレオナード・ゴールドスタインLeonard Goldstein
Tenor saxジェリー・ジェロームJerry Jeromeチャーリー・ランフィアCharlie Lanphere
Pianoビル・ミラーBill Miller
Guitarアラン・ハンロンAllen Hanlon
Bassピート・ピーターソンPete Peterson
Drumsジョージ・ウェットリングGeorge Wettling
Vocalミルドレッド・ベイリーMildred Bailey

<Contents> … "Mildred Bailey/Her greatest performances"(Columbia JC3L-22)

Record2 A-7.オールウェイズ・アンド・オールウェイズAlways and always

何故か1曲だけ1月21日録音の曲を挟んでいる。ヴォーカル、ノーヴォの木琴ソロの他はほとんどアンサンブルという曲。いかにもスイング時代という感じがする。

[Mildred Bailey/Her greatest performances]2枚目A面

<Date&Place> … 1938年2月10日 録音

<Personnel> … レッド・ノーヴォ・アンド・ヒズ・オーケストラ(Red Norvo and his orchestra)

1月21日からの変更点
Trombone … アル・マストレン ⇒ Out

<Contents> … "Mildred Bailey/Her greatest performances"(Columbia JC3L-22)

Record2 B-1.ウィークエンド・オブ・ア・プライヴェイト・セクレタリーWeekend of a private secretary

アフロ・キューバンっぽいリズムに乗ったミルドレッドとしてはちょっと珍しいナンバー。

[Mildred Bailey/Her greatest performances]2枚目B面

<Date&Place> … 1938年3月14日 録音

<Personnel> … ミルドレッド・ベイリー・アンド・ハー・オーケストラ(Mildred Bailey and her Orchestra)

2月10日から変更なし

<Contents> … "Mildred Bailey/Her greatest performances"(Columbia JC3L-22)

Record2 B-2.その手はないよDon't be that wayVocalion4016 mx 22566-1

ベニー・グッドマンで大ヒットしていた曲。ヴォーカルの間にノーヴォの木琴ソロが入る。最後にこれも珍しいミルドレッドのスキャットが聴ける。

<Date&Place> … 1938年4月21日 録音

<Personnel> … ミルドレッド・ベイリー・アンド・ハー・オーケストラ(Mildred Bailey and her Orchestra)

2月10日、3月14日から変更なし

<Contents> … "Mildred Bailey/Her greatest performances"(Columbia JC3L-22)

Record2 B-3.ロック・イット・フォー・ミーRock it for me

これを言ってはおしまいだが、ヴォーカルの後木琴のソロというのはどうであろうか。トランペットやテナー・サックスのソロが入るのと比べるとどうしてもショボい感じがしてしまうのである。

[Mildred Bailey/Her greatest performances]A枚目A面

<Date&Place> … 1938年9月14日 録音

<Personnel> … ミルドレッド・ベイリー・アンド・ハー・オーケストラ(Mildred Bailey and her Orchestra)

2月10日、3月14日、4月21日から変更なし

<Contents> … "Mildred Bailey/Her greatest performances"(Columbia JC3L-22)

Record3 A-1.オールド・フォークスOld folks
。収録場所が何故か3枚目に飛ぶ。この録音では、ミルドレッドのヴォーカルとバンドのアンサンブルだけで構成されていて、楽器のソロは入っていない。ミルドレッドのしみじみとしたヴォーカルが心にしみる。

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