個性的なクラリネット奏者と言われるエドモンド・ホールの才能を認めて、1941年に初リーダー作の吹込みを行ったのは、新興のジャズ専門レーベルのブルーノートであった。ブルーノートの社長アルフレッド・ライオン氏は余程ホールを見初めていたのであろう、戦時下でレコーディングが難しいこの時期に、2回もリーダー作を吹き込ませているのである。
| Band leader & Clarinet | … | エドモンド・ホール | Edmond Hall |
| Piano | … | テディ・ウィルソン | Teddy Wilson |
| Vibraphone | … | レッド・ノーヴォ | Red Norvo |
| Guitar | … | カール・クレス | Carl Kress |
| Bass | … | ジョニー・ウィリアムズ | Johnny Williams |
大変に異色な顔ぶれと言えるであろう。白黒混合セッションで、レッド・ノーヴォとカール・クレスが白人である。ドラムレスであり、Gtのカール・クレスとBのジョニー・ウィリアムズの芸風がそれ程明確ではないが、テディ・ウィルソンとレッド・ノーヴォは都会的で洗練された洒脱なプレイ・スタイルが身上であり、そこにニューオリンズ出身でありながら、ニューオリンズ臭の薄い、個性的なクラリネット奏者のホールが加わるとどのような化学変化が起こるのであろうか?
解説によれば、ホールのセッションは大別すれば、ニューオリンズに根ざしたトラディショナルな方向とスイング系の2つの方向性が見られるとのことだが、このセッションはスイング系に属するものであろう。
| record B-1. | CD3-5. | ロンピン・イン・44 | Rompin' in 44 |
| record B-2. | CD3-6. | ブルー・インターヴァル | Blue interval |
| record B-3. | CD3-7. | スムーズ・セイリング | Smooth sailing |
| record B-4. | CD3-8. | シーイン・レッド | Seein' red |
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