トミー・ドーシー 1931年
Tommy Dorsey 1931
この年もトミー・ドーシーの吹込み音源はサイドマン時代であり、全てベニー・グッドマン関連である。
<Date&Place> … 1931年5月9日 ニューヨークにて録音
<Personnel> … ベン・セルヴァン・アンド・ヒズ・バンド(Ben Selvin and his orchestra)
| Band leader | … | ベン・セルヴァン | Ben Selvink |
| Trumpet | … | マニー・クライン | Manny Klein | 、 | Unknown |
| Trombone | … | トミー・ドーシー | Tommy Dorsey |
| Clarinet & alto sax | … | ベニー・グッドマン | Benny Goodman |
| Vocal | … | ポール・スモール | Paul Small |
| Two reeds | 、 | Piano | 、 | Banjo | 、 | Tuba | 、 | Xylophone | 、 | Drums | … | Unknown |
<Contents> … “The young Benny Goodman”(CBC 1-088)
| CD-YG20. | ロール・オン・ミシシッピ、ロール・オン | Roll on Mississippi , roll on |
汽笛の音が聞こえるが、汽車ではなく多分「ミシシッピ川を漕いで行け」なので汽船のことだろう。とても楽しい曲で今でも十分に聴くことができる。しっかりしたアレンジが光る。ヴォーカルの後アンサンブルがあり、BGのソロが聴きものである。ドーシーのソロはない。
<Date&Place> … 1931年5月21日 ニューヨークにて録音
<Personnel> … ベン・セルヴァン・アンド・ヒズ・バンド(Ben Selvin and his orchestra)
<Contents> … “The young Benny Goodman”(CBC 1-088)
| CD-YG21. | ワン・モア・タイム | One more time |
Tpに導かれてヴォーカルとなり、その後BGのソロとなってそのままエンディングに続くが、時折バッキングも入り聴き所が多い。全体としてかなり完成度が上がってきた感じがする。ここでもドーシーのソロはない。
<Date&Place> … 1931年6月18日 ニューヨークにて録音
<Personnel> … ベン・セルヴァン・アンド・ヒズ・バンド(Ben Selvin and his orchestra)
<Contents> … “The young Benny Goodman”(CBC 1-088)
| CD-YG22. | アイム・キーピン・カンパニー | I'm keepin’company |
この曲も覚えやすいメロディーの楽しい曲である。多分ベリガンのTpソロ、ウルフソンのTsソロが聴かれるが、ここでもドーシーのソロはない。拙HPではベリガンは初登場である。
<Date&Place> … 1931年7月7日 ニューヨークにて録音
<Personnel> … ベン・セルヴァン・アンド・ヒズ・バンド(Ben Selvin and his orchestra)
<Contents> … “The young Benny Goodman”(CBC 1-088)
| CD-YG23. | ドゥ・ザ・ニューヨーク | Do the NewYork |
| CD-YG24. | アイ・テイク・イット・フロム・ミー | I take it from me |
CD-YG23.ドゥ・ザ・ニューヨーク(Do the NewYork)
この曲も覚えやすいメロディーを持った楽しい曲である。ヴォーカルの後BGとテナーがロング・ソロを取る。BGのは最初から独自のメロディーをもったアドリブであるが、Tsは主旋律を吹き少し崩すだけでBGとの力量の差が明らかである。しかしこのような構成はこのバンドでは1930年まで全く見られなかったことでグッと聞きやすくなった。
CD-24.アイ・テイク・イット・フロム・ミー(I take it from me)>
ヴォーカルの後TsとTpの短いソロ交換の後、BGのソロとなる。これも時折バッキングを従えてのソロで、やはりこのバンドでBGの力量は抜きん出ていたのであろう。残念ながら両曲ともドーシーのソロはない。
<Date&Place> … 1931年7月8日 ニューヨークにて録音
<Personnel> … リー・モース・アンド・ハー・ブルー・グラス・ボーイズ(Lee Morse and her blue grass boys)
<Contents> … 「ベニー・グッドマン/新たなる宝庫」(Columbia CSM890〜891)
| record1 A-6. | イッツ・ザ・ガール ! | It's the girl ! |
リーダー兼歌手のリー・モースは20年代後半から30年代前半にかけて大変に人気のあった女性シンガー。どちらかというとジャズやブルース系の歌を歌っていたそうだが、バンド名を「ブルー・グラス・ボーイズ」と付けている。これはバリバリのカントリー系のビル・モンローのバンドと同じ名である。
個性的な声と歌い方である。マニー・クライン、BG、ブロドスキーのしっかりしたソロが聴けるが、トミー・ドーシーのソロはない。
<Date&Place> … 1931年7月21日 ニューヨークにて録音
<Personnel> … ザ・ニッカーボッカーズ(The Knickerbockers)
<Contents> … “The young Benny Goodman”(CBC 1-088)
ザ・ニッカーボッカーズ(The Knickerbockers)という名称での吹込みだが実態は、ベン・セルヴァンの楽団である。これも楽しい曲だ。ヴォーカル前のアンサンブルではTb、Tpがリードする。やわらかいTbの音がドーシーらしい。ヴォーカルにはBGがオブリガードを付け、ヴォーカル後はBGのソロとなる。その後短いTpソロとなりエンディングへと向かう。
<Date&Place> … 1931年10月16日 ニューヨークにて録音
<Personnel> … ベン・セルヴァン・アンド・ヒズ・バンド(Ben Selvin and his orchestra)
<Contents> … “The young Benny Goodman”(CBC 1-088)
| CD-YG26. | リトル・メアリー・ブラウン | Lttle Mary Brown |
これも楽しい曲だ。ヴェヌーティのヴァイオリンをフューチャーした曲。BGはイントロでTpとの掛け合いのようなイントロで始まり、ヴォーカルはコーラス・グループ。ここでもドーシーのソロはない。
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