ビリー・テイラー 1946年

Billy Taylor 1946

ビリー・テイラーは、除隊したばかりでまた新婚だったそうだが、この年の後半に行われるドン・レッドマン率いるビッグ・バンドの欧州ツアーに参加した。バンドは9月7日デンマークのコペンハーゲン空港に到着したという。ビリー・テイラーはパスポートの手続きが遅れたため、数日遅れて到着したという。そのバンドは、デンマークやスイス、ドイツなどで公演を行い、11月30日ドイツ・ミュンヘンのコンサートを最後にバンドは解散したという。リーダーのドン・レッドマンやドン・バイアス、ビリー・テイラー、チャウンシー・ホウトン、タイリー・グレンなどは、3か月のナイト・クラブでの出演契約を結んでパリに向かったという。

[Don Byas In Paris]レコード・ジャケット

<Date&Place> … 1946年12月4日 フランスにて録音

レコードでは、10月18日となっているが、これは明らかに誤り。

<Personnel> … ドン・バイアス・アンド・ヒズ・オーケストラ(Don Byas and his orchestra)

Band leader & Tenor saxドン・バイアスDon Byas
Trumpet & Vocalピーナツ・ホランドPeanuts Holland
Tromboneタイリー・グレンTyree Glenn
Alto saxヒューバート・ロステインHubert Rostaing
Pianoビリー・テイラーBilly Taylor
Bassテド・スタージスTed Sturgis
Drumsビュフォード・オリヴァーBuford Oliver

<Contents> … "Don Byas In Paris"(Prestige 7598)

[Don Byas In Paris]レコード・A面
A面6.モホウク・スペシャルMohawk special
A面7.ピーナツ・バター・ブルースPeanut butter blues
B面1.グロリアGloria
B面2.ワーキング・アイズWorking eyes

レコードでは、全てドン・バイアス・アンド・ヒズ・オーケストラとなっているが、実際はA面6.とB面1.で、A面7.は「ピーナツ・ホランド・アンド・ヒズ・オーケストラ」、B面2.は「タイリー・グレン・アンド・ヒズ・オーケストラ」名義である。

「モホウク・スペシャル」
ピアノのイントロから、元気のいいアンサンブルが飛び出し、直ぐにバイアスのソロとなる。続いてホランド(Tp)、グレン(Tb)、バイアス(Ts)、テイラー(P)、スタージス(B)とソロが続き、テーマ・アンサンブルに戻る。スインギーなナンバー。
「ピーナツ・バター・ブルース」
ピアノのイントロから、ホランドのヴォーカルとなる。初めは薄くバイアスが、続いてテイラーがオブリガードを付けている。ソロはグレンからバイアスのソロの途中から、他の楽器も入りエンディングとなる。
「グロリア」
スロウ・バラード。ピアノのイントロからバイアスのリリカルなソロが展開される。短いテイラーのソロを挟みバイアスが締め括る。素晴らしいバラード・チューン。
「ワーキング・アイズ」
アンサンブルで始まるミディアム・テンポのナンバー。ソロはホランド、バイアス、グレン、テイラーと続き、テーマ・アンサンブルに戻る。

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