デューク・エリントン 1937年
Duke Ellington 1937
柴田浩一氏はその著『デューク・エリントン』で、各年のデュークとその楽団に
起こった主な出来事を簡単にまとめている。それによるとこの年、5年ぶりに「コットン・クラブ」に戻った。但し場所はブロードウェイと48丁目の交差点に移っていた。既にバンドは最高の音を出していたという。その最高の音のメンバーは以下の<基本形 Personnel>を参照。
またこの年『キャラヴァン』が年間ヒット・チャート5位にランクされる大ヒットとなった。『キャラヴァン』は1936年で取り上げたが、1936年12月19日 「バーニー・ビガード・アンド・ヒズ・ジャゾペイターズ」(Barney Bigard and his jazzopators)名義で吹き込まれたもの。リリース日がよく分からないが年末の録音だったので、ヒットは翌年になったのであろう。ヒット・チャートでも名義は「デューク・エリントン」になっているが、正しくは「バーニー・ビガード・アンド・ヒズ・ジャゾペイターズ」とすべきであろう。
また年間ヒット・チャートを見ると、前年ニュー・ヨークに出てきたカウント・ベイシーの『ワン・オクロック・ジャンプ』が年間第2位と上をいく大ヒットとなっている。因みに年間第1位はベニー・グッドマンの『シング、シング、シング』であった。
この回も音源は、全てHistory社から出ている"The Duke"(History 204140 302〜204159 302)CD40枚組(一部”Columbia years”にも収録)なので、コンテンツ表記は収録場所、曲名のみにする。
<基本形 Personnel> … デューク・エリントン・アンド・ヒズ・オーケストラ(Duke Ellington and his orchestra)
<Date & Place> … 1937年3月5日 ニューヨークにて録音
<Personnel> … デューク・エリントン・アンド・ヒズ・オーケストラ(Duke Ellington and his orchestra)
柴田氏の記載するこの年のパーソネルとHistory版CD BOX付録のディスコグラフィーの記載は上記通りであるが、Ellingtoniaではかなり異なる。
Ellingtoniaでは、Tpはウォーレス・ジョーンズではなく、アーサー・ホェッツェルとしている。
因みに”The DUKE/The Columbia years”には、残念ながら1937年の録音は1曲も収録されていないので、パーソネルの記載もない。僕には決め手がないので、いつものような双方記載する。
<Contents> … Master
| CD17-19. | ザ・ニュー・バーミンガム・ブレイクダウン | The new Birmingham breakdown |
| CD17-20. | スキャッティン・アット・ザ・キット・カット | Scattin’at the Kit Kat |
| CD18-1. | アイヴ・ガット・トゥ・ビー・ア・ラグ・カッター | I've got to be a rug cutter |
| CD18-2. | ザ・ニュー・イースト・セント・ルイス・トゥードル・オー | The new east St. Louis toodle-O |
CD17-19.「ザ・ニュー・バーミンガム・ブレイクダウン」、CD18-2.「ザ・ニュー・イースト・セント・ルイス・トゥードル・オー」は再録なので、Historyは”New”を付けたと思われるが、Ellingtoniaで両曲とも”New”を付けていない。Ellingtoniaの考えは、エリントンは、一つの曲を何度も演奏、録音し深化させるタイプの音楽家である。新しい録音ごとに変化があるのは当然のことである。それをいちいち”New”というタイトルを付けていたら、どうなるのか?10度目の録音には何とつけるのだ?ということかもしれない。取り合えずここではHistoryの記載を記しておく。因みに両曲とも最初の録音は10年以上も前の1926年である。
CD17-19.[ザ・ニュー・バーミンガム・ブレイクダウン]
レコーディングされた年月及びメンバーが全く異なるので、オリジナルの1926年の録音とはサウンドがかなり違う。しかしコンセプトはそう変わらないと思う。
CD17-20.[スキャッティン・アット・ザ・キット・カット]
エリントンとアーヴィング・ミルズの共作。
CD18-1.[アイヴ・ガット・トゥ・ビー・ア・ラグ・カッター]
イントロとエンディングに少しだけタップの音らしきものが聴こえるが、これは1934年まで在団したTpのフレディ・ジェンキンスがチャイムとタップ・ダンスで参加しているとある。アイヴィー・アンダーソンのヴォーカル入り。それだけではなく男性コーラスも入る。コーラスに加わっているのは、レックス・スチュアート、ハリー・カーネイ、ヘイズ・アルヴィス。なかなかハモリもしっかりしてうまいものだ。とても楽しい曲である。
CD18-2.[ザ・ニュー・イースト・セント・ルイス・トゥードル・オー]
オリジナルに比べるとかなりゆったりしたテンポで、印象が大きく異なる。これは”The new 〜”を付けてもいいのではないかと思う。Tpのミュート・プレイが印象的だ。
<Date & Place> … 1937年3月8日 ニューヨークにて録音
<Personnel> … クーティー・ウィリアムス・アンド・ヒズ・ラグ・カッターズ(Cootie Williams and his rug cutters)
Historyのデータには記載がないが、Ellingtoniaには”Cootie Williams and his rug cutters”の名義で録音されたことになっている。
また上記パーソネルは、Historyの記載であるが(クーティー名義のレコードも同じ)、Ellingtoniaではオットー・ハードウィックも参加したことになっている。
<Contents> … "The Duke"(History 204140 302〜204159 302)&"Cootie Williams and his rug cutters 1934/40"(TAX m-8011)&「ザ・デュークス・メン」(Epic EICP 602)
| CD18-3&CD-13 | アイ・キャント・ビリーヴ・ザット・ユーアー・イン・ラヴ・ウィズ・ミー | I can't believe that you’re in love with me |
| CD18-4、record A-1. | ダウンタウン・アップロアー | Downtown uproar |
| CD18-5. | ディガ・ディガ・ドゥ | Diga Diga do |
| CD18-6&CD-14. | ブルー・リヴリー | Blue Reverie |
| CD18-7、record B-8. | ウィスパーリング・タイガー | Whispering tiger(Tiger rag) |
この日の録音は、クーティーのラグ・カッターズの録音を集めた左のレコードにも2曲(「ダウンタウン・アップロアー」、「タイガー・ラグ」)、右のCD「ザ・デュークス・メン」にも2曲(「アイ・キャント・ビリーヴ・ザット・ユーアー・イン・ラヴ・ウィズ・ミー」、「ブルー・リヴリー」)収録されている。
CD18-3.[アイ・キャント・ビリーヴ・ザット・ユーアー・イン・ラヴ・ウィズ・ミー]
メロウなナンバーで、カーネイがテーマをリードして吹く。クーティーは、最初はオープンで、そしてミュートをかけ、さらにエンディングはミュートを外して吹いている。短いがエリントンのソロもありホッジスのソプラノ・サックスによるソロも珍しい。
CD18-4.[ダウンタウン・アップロアー]
クーティーはイントロから演奏をリードする。ここでもホッジスはソプラノを吹いている。短いがエリントンのソロ、そしてエンディング近くに高音を連発して存在感を示す。
CD18-5.[ディガ・ディガ・ドゥ]
エリントンの他にも数多くのプレイヤーが取り上げていた作品。かなりデフォルメした演奏。メロディーをクーティーはお得意のミュート・プレイを披露する。ここでもホッジスはソプラノでソロを取る。クーティーは後半はオープンでソロを取る。
CD18-6.[ブルー・リヴリー]
メランコリックなナンバーで、クーティーのミュート・プレイ、ホッジスのソプラノ、エリントン、カーネイのソロがたっぷりと聴ける。
CD18-7.[ウィスパーリング・タイガー]
O.D.J.B.のニック・ラロッカの作ったことになっているナンバーで、ビックス・バイダーベックなどTp奏者が好んで演奏したらしい。ここではミュートをかけてプレイしているので”Whispering”(ささやき)と洒落たのだろう。ここではホッジスはアルト・サックスでソロを取っている。ヘイズ・アルヴィスのソロも珍しい。
次の録音は3月25日に行われるが、この録音は問題である。何が問題かというと大将のエリントンが加わっていないのである。エリントンが加わっていないのにHistoryには収録されている。エリントンの息のかかった録音だからであろう。しかしエリントンのディスコグラフィーには当然の記載されていない。やはりここで扱うのは控えよう。「クーティ・ウィリアムス 1937年」を参照。
<Date & Place> … 1937年4月9日 ニューヨークにて録音 (Master)
<基本形 Personnel> … デューク・エリントン・アンド・ヒズ・オーケストラ(Duke Ellington and his orchestra)
メンバーはHistory,Ellingtoniaとも1937年3月5日と同じ。即ちTpは、ウォーレス・ジョーンズ(History)、アーサー・ホェッツェル(Ellingtonia)である。なお、ジョー・リップマン(Joe Lippman)という人物がアレンジャーとして加わっていると記載がある。
<Contents> … Master
| CD18-12. | ゼアズ・ア・ラル・イン・マイ・ライフ | There's a lull in my life |
| CD18-13. | イッツ・スゥエル・オブ・ユー | It's swell of you |
| CD18-14. | ユー・キャント・ランナウェイ・フロム・ラヴ・トゥナイト | You can’t run away from love tonight |
CD18-12.[ゼアズ・ア・ラル・イン・マイ・ライフ]
カーネイがアンサンブルをリードしてアイヴィー・アンダーソンのヴォーカルとなる。当時のヒット曲臭い。
CD18-13.[イッツ・スゥエル・オブ・ユー]
これも同前でポップス・チューンっぽい。アイヴィーの歌入り。ソロはTb(ブラウンか?)、ヴォーカルを挟んでミュートTp。
CD18-14.[ユー・キャント・ランナウェイ・フロム・ラヴ・トゥナイト]
グッとテンポを落としたメランコリックなナンバーで柔らかいアンサンブルが魅力的だ。ホッジスのAsソロが存在感を発揮する。
<Date & Place> … 1937年4月22日 ニューヨークにて録音 (Master)
<基本形 Personnel> … デューク・エリントン・アンド・ヒズ・オーケストラ(Duke Ellington and his orchestra)
メンバーはHistory,Ellingtoniaとも1937年3月5日と同じ。即ちTpは、ウォーレス・ジョーンズ(History)、アーサー・ホェッツェル(Ellingtonia)である。
<Contents> … Master
| CD18-15. | アジュール | Azure |
| CD18-16. | ザ・レディ・フー・クドント・ビー・キッスド | The lady who couldn’t be kissed |
| CD18-17. | ジ・オールド・プランティション | The old plantation |
CD18-15.[アジュール]
エリントン作。これもゆったりとしたメランコリックなインスト・ナンバー。
CD18-16.[ザ・レディ・フー・クドント・ビー・キッスド]
こちらは一転して快活なナンバー。カーネイとTpのリードするアンサンブルの後Tb、Asソロからアンサンブルに移る。
CD18-17.[ジ・オールド・プランティション]
ゆったりとしたテンポでミュートTpが郷愁を誘う。アイヴィーのヴォーカル入り。
<Date & Place> … 1937年4月29日 ニューヨークにて録音 (Master)
<Personnel>…バーニー・ビガード・アンド・ヒズ・ジャゾペイターズ(Barney Bigard and his jazzopators)
<Contents> … Master
| CD18-18. | ソレイス(ラメント・フォー・ア・ロスト・ラヴ) | Solace(Lament for alost love) |
| CD18-19. | フォー・アンド・ワン・ハーフ・ストリート | Four and one half street |
| CD18-20. | デミ‐タッセ(イーチ・ディ) | Demi-tasse(Each day) |
| CD19-1. | ジャズ・アラ・カルト | Jazz a la carte |
CD18-18.[ソレイス]
ゆったりとしたテンポでタイトルから推測されるように沈鬱な雰囲気の曲。情感豊かなビガードのClソロが聴ける。
CD18-19.[フォー・アンド・ワン・ハーフ・ストリート]
一転した明るい感じの曲となる。ソロはTp⇒Bs⇒Cl⇒Pでその後短いベースソロが入る。
CD18-20.[デミ‐タッセ]
カーネイとエリントンの共作とある。リフを中心としたようなナンバーである。
CD19-1.[ジャズ・アラ・カルト]
ブルース・ナンバーである。まずスチュアート、そしてビガード、次はTsが2コーラス、そしてエリントンがそれぞれ2コーラスのソロを取り、アンサンブルに入って終わる。パーソネルにTsの表記がない。でもどう聴いてもバリサクではないと思う。ビガードか?
<Date & Place> … 1937年5月14日 ニューヨークにて録音 (Master)
<基本形 Personnel> … デューク・エリントン・アンド・ヒズ・オーケストラ(Duke Ellington and his orchestra)
メンバーはHistory,Ellingtoniaとも1937年3月5日と同じ。即ちTpは、ウォーレス・ジョーンズ(History)、アーサー・ホェッツェル(Ellingtonia)である。
<Contents> … Master
| CD19-2. | キャラヴァン | Caravan |
| CD19-3. | アジュール | Azure |
CD19-2.[キャラヴァン]
ご存知ティゾール作の大ヒット・ナンバー。1936年12月に一度録音している。大ヒットしたのはこちらのヴァージョンかもしれない。Tbソロは作者のティゾールか?Cl、ミュートTpとソロが続く。
CD19-3.[アジュール]
再録である。テンポを落としたメランコリックなナンバー。
<Date & Place> … History,Ellingtonia … 1937年5月20日 ニューヨークにて録音
<Personnel> … ジョニー・ホッジス・アンド・ヒズ・オーケストラ(Johnny Hodges and his orchestra)
<Contents> … Master
| CD19-4. | フーリン・マイセルフ | Foolin’ myself |
| CD19-5. | ア・セイルボート・イン・ザ・ムーンライト | A sailboat in the moonlight |
| CD19-6. | ユール・ネヴァー・ゴー・トゥ・ヘヴン | You’ll never go to heaven (if you break my heart) |
| CD19-7. | ペッキン | Peckin’ |
Historyディスコグラフィーには記載がないが、Ellingtoniaには”Johnny Hodges and his orchestra”の名義で録音されたことになっている。ここではバディ・クラークがヴォーカリストとして加わっている。
CD19-4.[フーリン・マイセルフ]
まず初っ端にソロを取るのはホッジス。ビガードと違って遠慮などせず、吹いていく。クラークのヴォーカル入り。
CD19-5.[ア・セイルボート・イン・ザ・ムーンライト]
クラークのヴォーカル入りで、メロウなポップス・ヒットを狙ったと思われるナンバー。クラリネット・ソロはホッジスかもしれない。クーティのミュートTpが存在感を発揮する。
CD19-6.[ユール・ネヴァー・ゴー・トゥ・ヘヴン]
これも同前のポップス・チューンでクラークのヴォーカル入り。しかしホッジス、ウィリアムスの長尺ソロが聴けるのでまぁいいか。
CD19-7.[ペッキン]
ベニー・グッドマンも録音している。クラークのヴォーカルにバンド・メンバーが絡むというスタイルの楽しいナンバー。
<Date & Place> … History,Ellingtonia … 1937年6月8日 ニューヨークにて録音
<基本形 Personnel> … デューク・エリントン・アンド・ヒズ・オーケストラ(Duke Ellington and his orchestra)
メンバーはHistory,Ellingtoniaとも1937年3月5日と同じ。即ちTpは、ウォーレス・ジョーンズ(History)、アーサー・ホェッツェル(Ellingtonia)である。
<Contents> … Master
| CD19-8. | オール・ゴッズ・チラン・ガット・リズム | All god’s chillum got rhythm (inst) |
| CD19-9. | オール・ゴッズ・チラン・ガット・リズム | All god’s chillum got rhythm (vocal) |
| CD19-10. | アラバミー・ホーム | Alabamy home |
CD19-8、9.[オール・ゴッズ・チラン・ガット・リズム]
CD19-8が演奏のみで、CD19-9がアイヴィー・アンダーソンのヴォーカル入り。どちらが楽しいかと言えばやはり、アンダーソンのヴォーカル入りの方が楽しい。ヴォーカル後の多分ホッジスと思われるAsが聴き応えがある。
CD19-10.[アラバミー・ホーム]
これも再録もの。以前のヴァージョンと異なりアンダーソンのヴォーカル入りである。
<Date & Place> … History,Ellingtonia … 1937年6月16日 ニューヨークにて録音
<Personnel>…バーニー・ビガード・アンド・ヒズ・ジャゾペイターズ(Barney Bigard and his jazzopators)
<Contents> … Master
| CD19-11. | ゲット・イット・サザーン・スタイル | Get it southern style |
| CD19-12. | ムーンライト・フィエスタ | Moonlight fiesta |
| CD19-13. | スポンジ・ケイク・アンド・スピナッチ | Sponge cake and spinach |
| CD19-14. | イフ・ユーアー・エヴァー・イン・マイ・アームズ・アゲイン | If you're ever in my arms again |
再びバーニー・ビガード名義の録音である。ここでは女性シンガー、スー・ミッチェルが加わる。声や歌い方が似ているのでうっかりするとアイヴィーかと思ってしまうが、結局歌うのは2曲だけ。
CD19-11.[ゲット・イット・サザーン・スタイル]
スチュアート、カーネイとオープニングにソロを取り、短いエリントンのソロを入れて、スーのヴォーカルとなる。タイトルからもノスタルジーの路線を狙ったものと思われる。
CD19-12.[ムーンライト・フィエスタ]
エキゾチックなナンバーでティゾールがリードを取る。インスト・ナンバー。
CD19-13.[スポンジ・ケイク・アンド・スピナッチ]
これもヴォーカルの入らないインスト・ナンバー。ブレイクの合間をグリアのドラムが埋めるというスタイルで、ビガードの他にグリアもフューチャーされている。
CD19-14.[イフ・ユーアー・エヴァー・イン・マイ・アームズ・アゲイン]
ゆったりとしたメロウなナンバー。スーのヴォーカルが入るが、この人の声はドスが効いていて甘いラヴ・ソングは似合わない感じがする。
<Date & Place> … History,Ellingtonia … 1937年7月7日 ニューヨークにて録音
<Personnel>…レックス・スチュアート・アンド・ヒズ・フィフティ・セカンド・ストリート・ストンパーズ(Rex Stewart and his fifty second street stompers)
今度はレックス・スチュアート名義の録音である。久しぶりにフレディ・ジェンキンス(Tp)が登場する。ギターのブリック・フリーグル、ドラムスのジャック・マイセルは、1936年の「レックス・スチュアート・アンド・ヒズ・フィフティ・セカンド・ストリート・ストンパーズ」の録音にも加わっている。
<Contents> … "The Duke"(History 204140 302〜204159 302)&「ザ・デュークス・メン」(Epic EICP 602)
| CD19-15、CD-3. | ザ・バック・ルーム・ロン | The back room romp(A contrapuntal stomp) |
| CD19-16、CD-4. | スイング・ベイビー・スイング | Swing , baby , swing (love in my heart) |
| CD19-17. | シュガー・ヒル・シム・シャム | Sugar hill shim sham |
| CD19-18. | ティー・アンド・トランペッツ | Tea and trumpets |
CD19-15.[ザ・バック・ルーム・ロン]
スチュアートとエリントンの共作。普通に考えればバックでミュートをかけて吹いているのがジェンキンスで、フロントでオープンで吹いているのがスチュアートであろう。
CD19-16.[スイング・ベイビー・スイング]
ハッピー・ムードのナンバー。ホッジスとカーネイは短いながら存在感のあるプレイを披露する。
CD19-17.[シュガー・ヒル・シム・シャム]
これもスチュアートとエリントンの共作。エリントンの細かいトレモロ・プレイが効果音的に使われている。ソロはカーネイ。
CD19-18.[ティー・アンド・トランペッツ]
これもスチュアートとエリントンの共作、「お茶とトランペット」という変なタイトルが気になる。ソロはスチュアート。
<Date & Place> … History,Ellingtonia … 1937年9月20日 ニューヨークにて録音
<基本形 Personnel> … デューク・エリントン・アンド・ヒズ・オーケストラ(Duke Ellington and his orchestra)
メンバーはHistory,Ellingtoniaとも1937年3月5日と同じ。即ちTpは、ウォーレス・ジョーンズ(History)、アーサー・ホェッツェル(Ellingtonia)である。また、Ellingtoniaには、かつてのTp奏者フレディ・ジェンキンスが加わっているとしているが、Historyでは参加していないことになっている。
<Contents> … ARC-Brunswick
| CD19-19. | チャッター・ボックス | Chatter-box |
| CD19-20. | ジュビレスタ | Jubilesta |
| CD20-1. | ディミニュエンド・イン・ブルー | Diminuendo in blue |
| CD20-2. | クレセンド・イン・ブルー | Crescendo in blue |
| CD20-3. | ハーモニー・イン・ハーレム | Harmony in harlem |
| CD20-4. | ダスク・イン・ザ・デザート | Dusk in the desert |
CD19-19.[チャッター・ボックス]
スチュアート、エリントン、ミルズの共作。タイトルは「おしゃべり箱」という意味かな。トランペット陣が頑張る作品。ソロはAs(ホッジス)とTp(スチュアート?)。
CD19-20.[ジュビレスタ]
、作者にミルズ、エリントンにティゾルが加わる。何となくエキゾチックなムードが漂う。
CD20-1.[ディミニュエンド・イン・ブルー]
エリントンの作。カサ・ロマ・オーケストラを思わせるような複雑なアンサンブルで始まる。
CD20-2.[クレセンド・イン・ブルー]
エリントンの作で一風変わったアンサンブルが聴かれる。これも実験作の一つか?
CD20-3.[ハーモニー・イン・ハーレム]
エリントン、ミルズ、ホッジスの共作。ホーン陣の複雑なアンサンブルが聴き処であろう。
CD20-4.[ダスク・イン・ザ・デザート]
エリントンとミルズの共作。Clが暴れまわるがほぼ全篇がアンサンブルで構成されている。
<Date & Place> … History,Ellingtonia … 1937年10月26日 ニューヨークにて録音
<Personnel>…クーティー・ウィリアムス・アンド・ヒズ・ラグ・カッターズ(Cootie Williams and his rug cutters)
<Contents> … "The Duke"(History 204140 302〜204159 302)&"Cootie Williams and his rug cutters 1934/40"(TAX m-8011)
| CD20-5、record A-3. | ジュビレスタ | Jubilesta |
| CD20-6. | ウォッチン | Watchin' |
| CD20-7. | ピジョンズ・アンド・ペッパーズ | Pigeons and peppers |
| CD20-8. | 捧ぐるは愛のみ | I can't give you anything but love |
CD20-5.[ジュビレスタ]
再録もの。ビガード、ティゾル、クーティーのソロがフューチャーされる。
CD20-6.[ウォッチン]
ミルズとネモ(Nemo)の共作。ジェリー・クルーガーのヴォーカルが入るポップス・チューンである。
CD20-7.[ピジョンズ・アンド・ペッパーズ]
エリントンの作。タイトルを直訳すれば「鳩と胡椒」ということになるが、多分これはスラングで、「のろまと怒りっぽい人」ということか?何となくユーモラスなナンバーではある。
CD20-8.[捧ぐるは愛のみ]
当時のヒット曲。こういう曲にヴォーカルを入れないところがエリントンなのであろう。
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