ジミー・ヌーン 1931年

Jimmie Noone 1931

<Date&Place> … 1931年1月12日 シカゴにて録音

<Personnel>…ジミー・ヌーンズ・エイペックス・クラブ・オーケストラ(Jimmie Noone's Apex club orchestra)

Band leader & Clarinetジミー・ヌーンJimmie Noone
Alto & Baritone saxエディ・ポラックEddie Pollack
Pianoジンキ―・コーンZincy Cohn
Banjo & Guitarウィルバー・ゴーハムWilbur Gorham
Tubaビル・ニュートンBill Newton
Drumsジョニー・ウェルズJohnny Wells
Vocalミルドレッド・ベイリーMildred Bailey

<Contents> … ”The recordings of Jimmie Noone” Vol.3(JSP 926C)

CD3-13.ヒーズ・ナット・ワース・オブ・ティアーズHe's not worth of tears
CD3-14.トラヴェリン・オール・アローンTravelin' all alone

編成的にはセクステットと呼ぶべきだろう。なんといっても貴重なのはミルドレッド・ベイリーのヴォーカルが入っていることである。「ミセス・スイング」などと呼ばれる彼女は、1929年ポール・ホワイトマンの楽団でデビューした白人シンガーである。当時23歳若々しくなかなか堂々たる歌いっぷりである。
ヌーンとポラックの2管のアンサンブルは意外に厚みを感じさせる。

<Date&Place> … 1931年7月27日 シカゴにて録音

<Personnel> … ジミー・ヌーン・アンド・ヒズ・オーケストラ(Jimmie Noone and his orchestra)

Band leader & Clarinetジミー・ヌーンJimmie Noone
Alto & Baritone saxエディ・ポラックEddie Pollack
Pianoアール・ハインズEarl Hines
Guitarジョン・ヘンリーJohn Henry
String Bassクイン・ウィルソンQuinn Wilson
Drumsベニー・ワシントンBenny Washington
Vocalアート・ジャレットArt Jarrett

<Contents> … ”The recordings of Jimmie Noone” Vol.3(JSP 926C)

CD3-15.アイ・ニード・ラヴィンI need lovin'
CD3-16.イッツ・ユーIt's you
CD3-17.リヴァー・ステイ・ウェイ・フロム・マイ・ドアRiver stay 'way from my door
CD3-18.ホエン・イッツ・スリーピー・タイム・ダウン・サウスWhen it's sleepy time down South

ここで注目は1928年にバンドを辞し自己のビッグ・バンドを率いているはずのアール・ハインズの参加である。エディ・ポラック以外は今回初登場なので、ハインズのバンドのメンバーかもしれない。不況が深刻化する中での「合併」或いは「提携」という生き残り策だったかもしれない。白人歌手の起用もその一環であろう。
全曲を通してサウンド的にはまずクイン・ウィルソンのベースがビンビンと響いてくる。1月12日の録音ではアンサンブルはヌーンとポラックがユニゾンで音に厚みを出していたがここでは相互に絡み合うような展開になっている。またヌーン、ハインズ、ポラックのソロ・スペースも大きくとっているところがかなり違いを感じる。
CD3-15.[アイ・ニード・ラヴィン]
アンサンブルの後ホーンがニュー・オリンズ風に絡み合い、ヴォーカルの後はヌーンのソロだがハインズが伴奏で絡みその後ハインズのソロとなる。その後は3者が絡む集団即興となって終わる。
CD3-16.[イッツ・ユー]
ゆったり目のテンポのメロウなナンバー。ニュー・オリンズ風のアンサンブルの後ヴォーカルとなり、ヌーンのソロ、変なヴィブラートをやめればよいソロだと思う。そしてハインズのソロとなり再びアンサンブルとなって終わる。
CD3-17.[リヴァー・ステイ・ウェイ・フロム・マイ・ドア]
ニュー・オリンズ風の前奏からヴォーカル、ヌーン、ハインズのソロが入り、再びヴォーカルからアンサンブルに戻る。
CD3-18.[ホエン・イッツ・スリーピー・タイム・ダウン・サウス]
前奏はユニゾン、ニュー・オリンズ風を交えたヴァラエティに富んだもの。ソロはヌーン、ポラックが取りアンサンブル、そして短いハインズのソロが入り再びアンサンブルとなって終わる。

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