ズート・シムズ(写真右)は、日本で大変人気の高いテナー奏者である。シムズは1944年に徴兵されるので、その直前に当たる頃のレコーディング参加と思われるが、このジョー・ブシュキンのコンボに参加して録音が彼の初吹込みである。彼は46年に除隊し、47年にウディ・ハーマンのセカンド・ハードの一翼を担い、「フォー・ブラザーズ」の演奏によって有名になり、その後はよく歌いスイングするテナー・マンとして人気を博していく。
| Band leader & Piano | … | ジョー・ブシュキン | Joe Bushkin |
| Trumpet | … | アーニー・フィギュエロア | Ernie Figueroa |
| Trombone | … | ビル・ハリス | Bill Harris |
| Tenor Sax | … | ズート・シムズ | Zoot Sims |
| Bass | … | シド・ワイス | Sid Weiss |
| Drums | … | スペックス・パウエル | Specs Powell |
| record2 B-1. | ピッチン・アット・ザ・ピック | Oitchin' at the pic |
| record2 B-2. | フェイド・アウト | Fade out |
| record2 B-3. | オー・レディ・ビー・グッド | Oh , lady be good |
| record2 B-4. | 我が心のジョージア | Georgia on my mind |
日本でも大変人気のあるテナー・サックス奏者、ズート・シムスの初レコーディングが記録された吹込み。レコードのデータには、「ジャック・シムズ」とあるが、「ジャック」は「ジョン」の愛称の一種であり、「ズート・シムズ」の本名は、「ジョン・ヘイリー・シムズ」である。バンド名からも推察されるように、Tbのビル・ハリスを重視したレコーディングになっている。