| CD1. | ドント・シング・ミー・ザ・ブルース | Don’t sing me the blues take1 |
| CD2. | ドント・シング・ミー・ザ・ブルース | Don’t sing me the blues take2 |
| CD3. | アイヴ・オールウェイズ・ガット・ザ・ブルース | I’ve always got the blues take1 |
| CD4. | アイヴ・オールウェイズ・ガット・ザ・ブルース | I’ve always got the blues take2 |
| CD5. | アイヴ・オールウェイズ・ガット・ザ・ブルース | I’ve always got the blues take3 |
| CD6. | ドント・エクスプレイン・トゥ・ミー・ベイビー | Don’t exaplain to me baby take1 |
| CD7. | ドント・エクスプレイン・トゥ・ミー・ベイビー | Don’t exaplain to me baby take2 |
| CD8. | ドント・エクスプレイン・トゥ・ミー・ベイビー | Don’t exaplain to me baby take3 |
| CD9. | ドント・エクスプレイン・トゥ・ミー・ベイビー | Don’t exaplain to me baby take4 |
| CD10. | ベイビー・ウォンチュー・メイク・アップ・ユア・マインド | Baby won’t you make up your mind take1 |
| CD11. | ベイビー・ウォンチュー・メイク・アップ・ユア・マインド | Baby won’t you make up your mind take2 |
| CD12 | ベイビー・ウォンチュー・メイク・アップ・ユア・マインド | Baby won’t you make up your mind take3 |
また、『マイルス・ディヴィスの生涯』によれば、この録音は40年近くリリースされることがなかったという。ということは1986年くらいになってやっと陽の目を見たということになる。僕の持っているCDは1988年の発売されたものなので、このCDがこの録音を収録した唯一のものと考えられる。
曲はいずれも3分前後の短いものだが、マイルスがたっぷりとソロを取っているところが聴き処だろう。ただし素晴らしいと思うようなソロは余りない。中山康樹氏は『マイルスを聴け!』で、”I've always got the blues”のテイク2である4曲目のソロが注目で、「初レコーディングから1年半くらいの間に、マイルスは絶対の自信を身に付けたようだ。この確信に満ちた力強さは、いったいどこから来ているのだろう」と書いている。確かにこのトラックのソロは聴きものである。
全トラックを通じて聴き処を持ったソロを吹くのはテナーのジーン・アモンズだ。前述のように録音後すぐに発売になったわけではないので、売れるようにマイルス名義になっているが、当時もし発売されるとしたら“B”のバンドで史上初のテナー・バトルで名を上げたジーン・アモンズ名義だったかもしれない。このCDはマイルス・ファンなら持っていたい1枚だが、特別マイルスに思い入れのない方には無理におすすめはしないCDである。