ソニー・クリス 1947年

Sonny Criss 1947

<Date&Place> … 1947年4月29日 ロスアンゼルスにて録音

<Personnel> … ハワード・マギー・セクステット(Howard McGhee Sextet)

Band leader & Trumpetハワード・マギーHoward McGhee
Alto Saxソニー・クリスSonny Criss
Tenor saxワーデル・グレイWardell Gray
Pianoドド・マーマロサDodo Marmarosa
Bassチャールズ・ドレイトンCharles Drayton
Drumsジャッキー・ミルズJackie Mills

<Contents> … "Wardell Gray/Stan Hasselgard"(Spotlite SPJ 134)

A面1.ビ・バップBe bop
A面2.グルーヴィング・ハイGrooving high
A面3.ホット・ハウスHot house
「ビ・バップ」
ガレスピー作のアップ・テンポの曲。テーマ・アンサンブルの後、まずソロを取るのはワーデル・グレイ(Ts)。このソロは素晴らしい。瞬時の澱みも無く次々とバピッシュなフレーズを繰り出す見事なソロである。続くのはマギー(Tp)そしてクリス(As)。最初のグレイにインスパイア―されたかのように、これまた素晴らしいソロを展開する。その後フロント3人のチェイスが繰り広げられ、テーマに戻る。
「グルーヴィング・ハイ」
これもガレスピー作。テーマ・アンサンブルの後最初にソロを取るのは、グレイで、この曲でも実に素晴らしいソロを聴かせてくれる。続くのはクリスで、これも素晴らしい。そしてマギーも負けじといいソロを取る。マギーのソロからテーマに戻る。。
「ホット・ハウス」
タッド・ダメロン作のいかにもバップという曲。そしてこれも最初にソロを取るのはグレイ。これまた聴き応えのあるソロを吹いてくれる。続いてはマギー、そしてクリス。このソロもいい。そしてここで初めてフロントの3人以外にマーマロサ(P)のソロが聴かれるがちょっと短めである。そしてテーマに戻る。

[DexterGordon/KindofGordon]CD・7枚目

<Date&Place> … 1947年7月6日 ロスアンゼルス/エルクス・オウディトリアムにて実況録音

<Personnel> … ザ・バップランド・ボーイズ(The bopland boys)

Band Leader & Tenor saxデクスター・ゴードンDexter Gordon
Tenor saxワーデル・グレイWardell Gray
Trumpetハワード・マギーHoward McGhee
Tromboneトラミー・ヤングTrummy Young
Alto Saxソニー・クリスSonny Criss
Pianoハンプトン・ホウズHampton Hawes
Guitarバーニー・ケッセルBarney Kessel
Bass - Aハリー・ババシンHarry Babison
Drums - Aコニー・ケイConnie Kay
Bass - Bハリー・ババシンHarry Babison
Drums -B ケン・ケネディKen Kennedy
Bass - C&D&Eレッド・カレンダーRed Callender
Drums - C&Dコニー・ケイConnie Kay
Drums - Eロイ・ポーターRoy Porter

ジャム・セッションで曲によってリズム・セクションが代わるという珍しいセッションとなった。

<Contents> … "Dexter Gordon/Kind of Gordon"(House of jazz 220156)

ACD7-1.ザ・ハントThe Hunt
BCD7-2.ディソーダ―・アット・ザ・ボーダーDisorder At The Border
CCD7-3.バイアス・ア・ドリンクByas-A-Drink
DCD9-1.チェロキーCherokee
ECD9-2.アフター・アワーズ・バップAfter hours bop
A「ザ・ハント」
18分30秒という長尺のジャム・セッションの記録である。ピアノのイントロで始まる。最初に登場するのはTpのハワード・マギー、そしてAsのソニー・クリス、Tbのトラミー・ヤング、Gtのバーニー・ケッセルは少し音を歪ませている感じがする、そしてTsとなるがこれはゴードンとグレイのバトルとなっている。テナー・バトルの途中から他のホーンなどのバッキングが入り大いに盛り上げている。

[DexterGordon/KindofGordon]CD・9枚目
B「ディソーダ―・アット・ザ・ボーダー」
19分45秒という長尺。テンポをミディアムに落として演奏される。合奏で始まり、最初にソロを取るのはヤング(Tb)で、続くのはTsであるが、ゴードンかグレイかはっきり分からないが、何となくゴードンのような気がする。そしてマギー(Tp)、そしてクリス(As)、続いてもう一方のTsのソロ(多分グレイ)、ケッセル(Gt)、ホウズ(P)からアンサンブルとなる。ドラムのケネディのタイミングがどうも気なる、合ってないような気がする。
C「バイアス・ア・ドリンク」
ピアノのイントロからマギーがリードするアンサンブルとなるミディアム・テンポのナンバー。最初のソロはヤング(Tb)、続くTsは、今度はグレイが先に取っているのではないかと思う。そしてマギー(Tp)からTsソロ(こちらはゴードンか?)、ケッセル(Gt)、ホウズ(P)から合奏となり、それぞれのソロ交換があり、エンディングに向かう。これも19分40秒という長尺。
D「チェロキー」
アンサンブルによるテーマ合奏から始まる。ミディアム・アップ・テンポでカレンダーのベースが実にスインギーである。ここでも最初にソロを取るのはヤング(Tb)で、続くケッセル(Gt)がいいソロを取る。そしてクリス(As)、ジャム・セッションはかなり熱を帯びてきて、掛け声なども多くなる。続いてはTs、僕にはどちらがゴードンか判別が出来ないでいる(汗)が、ここでも先発はグレイではないかという気がする。そこにゴードンも加わってバトルが始まり、そこからエンディングまで延々とバトルが続く。総演奏時間21分40秒の熱演。
「アフター・アワーズ・バップ」
ゆったりとしたブルースで、特にテーマは無くブルース・アドリブを紡いでいく感じ。ここでも最初にソロを取るのはヤング(Tb)で、続くケッセル(Gt)、ホウズ(P)、ブルース弾きとして定評があるが、定型にはまらない熱演を聴かせてくれる。そしてテナー・ソロとなる。自信が無いのだが、こちらはゴードンが先発なのではないかな。後発でグレイが出てマギー(Tp)に渡す。続くのはAsのソニー・クリスで、彼の吹くブルースも定評がある。再びマギーが出て、ヤングが絡み、Tsなども出てエンディングとなる。16分40秒。実に聴き応えのあるライヴ録音である。

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